2024.09.11
2024.09.17
米・8月 消費者物価指数(日本時間21時30分)
米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
米・10年債入札(日本時間26時00分)
東京時間は、前日からの円高が加速。米大統領候補によるテレビ討論会が行われる中、円買いに米ドル売りも重なり、米ドル/円は朝方の142円台半ばから140.70付近まで180pips近く下落。米ドルの弱さとは対極的に、ユーロや英ポンドは買われる展開となった。日本株は前日比-800円近くまで売られたものの、東証大引けにかけて半値近く買い戻されている。15時発表の英国GDPは21時30分の米・消費者物価指数(CPI/コアCPI)の行方を見守りたい。
21時30分に、米国の消費者物価指数(CPI/コアCPI)が発表される。米国経済では個人消費が7割近くを占めるため、個人消費物価指数の動向は高い関心を集める指標である。加えて、今回は18日のFOMCでの利下げ幅が0.25%に留まるか、それとも0.50%となるのかを占う意味でも、その数字が注目を集めている。今回の予想は前月比で0.2%(前回0.2%)、前年同期比で予想2.6%(前回2.9%)。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアCPIは、前月比が予想0.2%(前回0.2%)、前年同期比は3.2%(前回3.2%)と予想される。予想値から大きくブレる数字となれば、瞬間的に大きく値を飛ばす可能性がある。米ドル/円(USDJPY)、ユーロ/米ドル(EURUSD)、英ポンド/米ドル(GBPUSD)、金(GOLD)といった銘柄でトレードチャンスを探りたい。
石油輸出国機構(OPEC)は10日に発表した月報で、2025年までの世界の石油需要を2ヶ月連続で下方修正。その下方修正の大部分は、中国の需要低下によるものである。OPECの報告を裏付けるように、原油(WTI)は7月はじめにつけた1バレル83ドルから下落を続け、直近の下値サポートとして意識される64ドルへと接近しつつある。米・エネルギー情報局(EIA)が毎週水曜に発表する週間原油在庫においても、原油需要の低下が確認されれば下方向へブレークする可能性も想定される。XMTradingの原油取引は、現物CFDでレバレッジ200倍、先物CFDでは66.7倍の固定レバレッジでの取引が可能だ。
日本時間の深夜26時00分には、米国の10年物中期国債の入札が行われる。10年物の金利は4月の4.560%から徐々に低下を続け、前回8月7日の入札で4%を割り込んだ(結果は3.960%)。米国債の入札が行われる前後の時間帯は、機関投資家や大口プレイヤーによる売り買いが激しくなる傾向がある。NYカット(23時)、ロンドンフィックス(24時)とともに、NY時間での短期売買で利益を狙うトレーダーには見逃せない時間帯である。
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