XMTrading(エックスエム)では、同一口座内に限り「両建て取引」が可能です。両建て取引を上手く活用することで、価格急変時のリスクヘッジになるだけでなく、証拠金不足による強制ロスカットを防いだり、利益を最大限に伸ばしたりと、様々なメリットを得ることができます。但し、XMの規約に反した両建て取引を行った場合、利益取消や口座凍結などの重いペナルティが発生する可能性がございますので、両建て取引に関する基本的なルールと禁止事項をご確認ください。
両建て取引とは、同一通貨ペアの売り・買いポジションの両方を同時に保有する取引手法です。売り・買いポジションを同ロットを保有している場合、含み益と含み損は相殺されるため、急激な価格変動に対するリスクヘッジとなります。
それだけでなく、両建て取引を上手く活用することで、不利な状況での強制ロスカットを防ぐことはもちろん、損失をできる限り抑えて利益を最大限に伸ばすことも可能です。
XMTrading(エックスエム)は、同一口座内に限り両建て取引が可能です。原則として同一口座以外の両建て取引は禁止しており、複数口座や異なる業者間での両建て取引を意図せず行った場合も、口座凍結や利益の取り消しなどのペナルティが発生する可能性がございます。特にFX初心者の方の場合、知らない間に意図せず禁止取引をしてしまっている可能性もございますので、ご注意ください。予期せぬ規約違反を防ぐため、XMにてお取引の際には予め両建て取引における禁止事項をご確認ください。
XMTrading(エックスエム)を始めとした多くの海外FX業者が両建て取引に禁止事項を設けている理由は、ゼロカットシステムを悪用した取引を防ぐためです。ゼロカットシステムとは、急激な価格変動などで口座残高を上回る損失が発生した場合でも、FX業者がマイナス分を補填して口座残高を"0"(ゼロ)にリセットするサービスのことです。
例えば、XM内の2つの口座間で通貨ぺアの売りと買いのポジションをそれぞれ保有した状態で、相場に急激な価格変動が発生した場合、どちらか一方の口座では大きく利益が発生します。しかし、もう一方の口座では最大でも口座残高分の損失のみとなり、マイナス分はゼロカットシステムによってXMが補填するため、トレーダーは2つの口座の差額分をノーリスクで獲得することが可能となってしまいます。
このような一方的な不利益が発生するリスクを回避するために、XMでは複数口座や異なるFX業者間での両建て取引を禁止させて頂いております。
XMTrading(エックスエム)では、XM内の複数口座間を跨いだ両建て取引を禁止しています。XMでは、お一人様につき最大8口座まで口座開設が可能となっていますが、これらの複数口座間で個々に売り・買いポジションを両建てした場合、規約違反となります。複数口座にて多数のポジションを管理したり、EA(自動売買)を稼働したりしていると、両建て取引であることを認識出来ずに意図せず禁止行為を行ってしまう場合もございますので、ご注意ください。
XMTrading(エックスエム)では、XMの取引口座と、他業者の取引口座を利用した両建て取引を禁止しています。国内FX業者・海外FX業者を問わず、全ての他業者との両建て取引が禁止となります。複数のFX業者をご利用の場合は、保有中のポジションが意図せず両建て取引となってしまわないようご注意ください。
他業者間での両建て取引も確認できる?
XMで採用しているMT4/MT5のように、共通の取引プラットフォームを利用している場合、FX業者間でお互いの取引履歴や顧客情報を確認することが可能です。そのため、XMの口座と他業者の口座間で両建て取引を行われた場合、XMはその取引履歴を容易に把握することができます。他のFX業者での取引だからばれることはないだろうと、禁止されている取引をしてしまうと、ペナルティが課せられることになりますのでご注意ください。
XMTrading(エックスエム)では、複数人が組織的に両建て取引を行うことを禁止しています。例えば、意図的にどちらか一方の個人口座で買いポジション、もう一方の個人口座で売りポジションを同時に保有した場合、複数口座間での両建て取引が成立し、ゼロカットシステムを悪用したトレードが可能となってしまいます。たまたま友人と反対のポジションを保有した程度では問題になりませんが、明らかに不自然な利益が発生している場合など、XMが複数人による組織的な両建て取引と判断した場合は禁止取引とみなされ、利益取消や口座凍結といったペナルティが発生します。
XMTrading(エックスエム)では、特定の通貨のリスク回避を目的とした複数口座間での両建て取引を禁止しています。例えば、ユーロドルの買いポジションを保有している状態で、「ユーロ」の暴落に対するリスク回避のために、異なる口座でユーロ円の売りポジションを意図的に保有したことが判明した場合、XMが禁止している両建て取引とみなされる場合がございます。この場合も、複数口座間での両建て取引と同じく意図せず規約違反となってしまう可能性がございますので、ご注意ください。
EAをご利用中の場合は要注意!?
XMにて複数口座をお持ちで、その内いずれかの口座でEA(自動売買)を稼働されている場合は注意が必要です。なぜなら、その他の裁量口座で保有しているポジションに対して、禁止されている両建てとなりうる特定通貨のリスク回避となるポジションや、全く同じポジションをEAが偶然建ててしまう可能性があるからです。このような場合、意図せずEAが自動的に建てたポジションであっても、禁止取引とみなされますのでご注意ください。
XMTrading(エックスエム)では、FX通貨ペア、金(ゴールド)および銀(シルバー)については、同一口座内にて同じロット数の両建て取引を行った場合、ポジションの必要証拠金は"0"(ゼロ)となります。他のFX業者では両建て取引に証拠金を必要とする場合が見られますが、XMでは必要証拠金を不要としています。これにより証拠金に余裕が生まれ、不利な局面でも証拠金を維持したままポジションを保有できるため、強制ロスカットを防ぎ最良のタイミングでの損切りなどが可能となります。但し、XMで必要証拠金が不要となるのはあくまでも同ロットでの両建て取引のみとなります。異なるロット数で両建て取引を行った場合、必要証拠金が発生しますのでご注意ください。
XMTrading(エックスエム)の同一口座内で両建て取引をすることで、ポジションを決済せずに、今後のトレンドを様子見することができます。例えば、保有中のポジションにおいて利益が発生している場合、反対ポジションもエントリーすることで、ノーリスクで今後もトレンドが継続するかどうか相場状況を見ながら、適切なタイミングで利益確定することが可能です。具体的には、トレンドが継続しそうな場合は片方のポジションのみ、トレンドが終了しそうな場合は両ポジションを決済します。そうすることで、強制ロスカットを防ぎ、損失を回避して少しでも多く利益を獲得することが可能となります。
XMTrading(エックスエム)では、相場のトレンドに合わせて、長期ポジションを保有しながら短期ポジションを保有したりと、両建てを活用して、保有時間の異なる手法の取引を同時進行で行うことが可能です。スイングトレードやデイトレード、スキャルピングなど、異なる取引手法を組み合わせることにより、より大きな利益を獲得するチャンスを得ることができます。
XMTrading(エックスエム)では、お取引するごとに、取引ボーナスや現金に交換できるXMP(XMポイント)が溜まる「XM ロイヤルティプログラム」を実施しています。XMのスタンダード口座とマイクロ口座をご利用の場合、両建て取引によって往復分のXMポイントを獲得することが可能です。但し、意図的なXMポイント狙いの両建て取引は規約違反となるため、ご注意ください。
XMTrading(エックスエム)で日を跨いでポジションを保有すると、通貨間の金利差による調整損益の「スワップポイント」が毎日発生します。XMで提供しているFX通貨ペアには、プラススワップよりもマイナススワップの方が大きいものもあり、そのような銘柄の両建てポジションを日を跨いで長期間保有すると、スワップポイント分の損失が発生しますのでご注意ください。
両建て取引では、売り・買いと2つのポジションを保有することになるため、両建てが上手く機能しなかった場合は、損失も通常の2倍になってしまいます。特に、重要な経済指標発表時は相場が急変動しやすいため、両建て取引をすると損失が膨れ上がりロスカットになってしまう可能性がございます。相場が落ち着いている時の両建て取引には多くのメリットがある一方で、相場が乱高下している時の両建て取引はリスクを伴いますのでご注意ください。XMで両建てをする場合は、相場が比較的安定していても、相場状況を常に注視して頂くことをおすすめします。
XMTrading(エックスエム)にて両建て取引を行った場合、両建て取引のポジションは同時決済(両建て解除)を行う必要があります。なぜなら売りポジションと買いポジションをそれぞれ個別に決済すると、時間差で含み損の拡大・含み益の減少などを招く可能性があるからです。XMのMT4(メタトレーダー4)/MT5(メタトレーダー5)には、「両建て解除」機能が搭載されているため、簡単な手順で両建て解除が可能です。
片方のポジションのみ決済する場合は要注意
両建て取引中、売りまたは買いポジションのいずれかのみを決済する場合、証拠金維持率の低下に注意が必要です。XMでは同ロットの両建て取引では必要証拠金が0となりますが、売り・買いのどちらかのポジションを決済した時点で両建て取引が解除され、取引量に応じて必要証拠金が発生します。強制ロスカットを防ぐために両建て取引を行った場合、片方のポジションのみを決済することで急激に証拠金維持率が低下し、ロスカットラインを下回る可能性がございますのでご注意ください。
XMTrading(エックスエム)では、XM専用のMT4/MT5に搭載されている「両建て解除」機能を活用することで、簡単に両建てポジションを同時決済することが可能です。MT4/MT5にて両建て解除を行う方法は以下の通りです。
MT4/MT5内のターミナルにて、①両建て取引中の通貨ぺアを右クリック後、②「注文変更または取消」を選択します。
「注文種別」から「両建て解除:通貨ペアを指定」を選択します。
「両建て解除」と記載された黄色いボタンが表示されますので、対象の通貨ペアであることをご確認の上、問題なければクリックしてください。以上で両建て解除が完了となります。
XMの両建て取引のメリットを教えてください。
XMで両建て取引を行うと、ポジションの必要証拠金が「0(ゼロ)」になることや、異なる取引手法を同時に行えること、XMポイント(XMP)が溜まること等のメリットがあります。但し、意図的なXMポイント狙いの両建ては規約違反となりますので、事前に禁止事項を確認してお取引ください。
続きを読む
2021.11.10
XMの両建て取引中のポジションを片方のみ決済できますか?
はい、XMにて両建てしている片方のみのポジションを決済することは可能です。但し、売りポジションもしくは買いポジションの片方のみを決済する場合、ポジションを決済した時点で両建て取引が解除され、取引量に併せた必要証拠金が発生します。
続きを読む
2021.11.10
XMの両建て解除の方法を教えてください。
XMにて両建て取引を行ったポジションの同時決済(両建て解除)を行う場合、MetaTrader4(MT4)/ MetaTrader5(MT5)より両建て取引中の通貨ぺアを右クリック後、「注文変更または取り消し」を選択し「注文種別」内の「両建て解除」を行ってください。
続きを読む
2021.11.10
XMの両建て取引を行うと必要証拠金はどうなりますか?
XMでは、同一口座内にて同じロット数の両建て取引を行った場合、ポジションの必要証拠金は「0(ゼロ)」となります。そのため、証拠金に余裕ができ両建て取引中は強制ロスカットを防ぐことも可能です。但し、異なるロット数で両建て取引を行った場合は、必要証拠金が発生しますのでご注意ください。
続きを読む
2021.11.10
XMではスキャルピング、EA、両建て取引は禁止していますか?
いいえ、XMではスキャルピングを含め、EA利用や同一口座での両建て取引については特段の規制は設けておりません。しかし、複数口座間での両建て取引や、他業者間での両建て取引(他業者のFX口座を利用した両建て取引)は禁止しております。
続きを読む
2020.06.16