日経平均急落、ドル円は節目手前で揉み合い

2026.08.19
2026.08.19
本日のポイント
米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
米・20年債入札(日本時間26時00分)
米・FOMC議事録公表【7月28日・29日開催分】(日本時間27時00分)
19日の東京時間は、円買い優勢の展開となった。ドル円は早朝に159円64銭まで上昇したものの、前日の米ハイテク株安と中東情勢の緊迫化を背景にリスク回避のドル売り・円買いが強まり、午後には159円20銭台まで軟化した。心理的節目である160円が介入警戒ラインとして意識され上値も重く、狭いレンジでの一進一退が続いた。日経平均は前日の米株安と世界的な長期金利上昇を嫌気し、寄り付きから売りが先行した。半導体関連株を中心に下げ幅を拡大、終値は前日比2,134円安の6万5,326円と大幅続落し、心理的節目の6万6,000円を割り込んだ。欧州時間には英消費者物価指数(CPI)が発表され、ポンドが上下に振れた。中東ではイランを巡る地政学リスクが再燃し、原油価格が上昇。米長期金利も高止まりし、投資家心理の重荷となっている。NY時間には日本時間20日未明に発表されるFOMC議事要旨(7月開催分)への警戒から様子見ムードが広がり、方向感に乏しい値動きとなった。今後は週末のジャクソンホール会議でのウォーシュFRB議長発言や中東情勢の展開が焦点となる。ドル円は160円を上値の抵抗として意識する一方、日米金利差を背景とした押し目買いも根強く、当面は159円台を中心とした一進一退が続きそうだ。日経平均は高値警戒感がくすぶる中、押し目買いの入るタイミングを見極める展開になるだろう。
1. 米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
日本時間23時30分に8月14日終了週の米週間原油在庫が発表される。前回結果は+1,742.3万バレルで-180万バレルの取り崩し予想に反し、2023年1月以来最大の積み増しとなり需要の弱さが意識されやすい状況となった。イラン情勢を巡る供給懸念との綱引きが続くなか、今回も大幅な変動があれば原油相場やドル円が反応しやすい局面である。
2. 米・20年債入札(日本時間26時00分)
日本時間26時00分に160億ドル規模の米20年債入札が実施される。今回の予想は、発行日前取引で示された利回り水準の約5.27%であり、これが実現すれば2020年の発行再開以来最高水準となる。前回結果は最高落札利回り4.927%、応札倍率2.75倍であった。前週実施された30年債・10年債入札もそれぞれ約25年ぶり、2007年以来の高利回りとなっており、財政拡張懸念を背景とした長期債需要の強弱が改めて試される入札として注目度が高い。
3. 米・FOMC議事録公表【7月28日・29日開催分】(日本時間27時00分)
日本時間27時00分に7月28・29日開催分のFOMC議事録が公表される。今回の焦点は、政策金利据え置きに反対し利上げを主張したハマック・カシュカリ・ローガンの3地区連銀総裁の主張の詳細と、参加者間で広がる意見の相違である。前回結果(6月開催分議事録)では追加利下げを急がない姿勢が示され、インフレ動向を巡る意見の相違も明らかになった。7月会合では3人が利上げを主張しており、9月会合での追加利上げを巡る議論や、参加者の政策見通しが焦点となる。
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