国連総会を巡る報道絡みの値動きに注意

2026.09.23
2026.09.23
本日のポイント
米・製造業PMI/非製造業PMI(日本時間22時45分)
米・EIA週間原油在庫(日本時間23時30分)
米・中期国債入札(日本時間26時00分)
22日の東京時間は、日本市場が秋分の日で休場となるなか、米ドル/円(USDJPY)が前日のNY終値157円39銭から小高い水準を保って推移。15時時点で157円65銭と26銭程度のドル高水準となった。朝方から緩やかなドル買い・円売りが続き、一時157円67銭まで上値を伸ばし、前日高値157円78銭に迫る場面もあった。投機筋の円ロングが週初来巻き戻されているとの観測に加え、日本の財政支出拡大への懸念が円安要因として意識される状況が続いている。一方、ユーロ/米ドル(EURUSD)は1ユーロ=1.1434ドルとNY終値(1.1449ドル)から軟化し、ユーロ/円(EURJPY)は180円23銭とほぼ横這いで推移。日経225先物は祝日取引が行われているが、現物市場の休場で値動きは限定的。本日の欧州時間・NY時間には経済指標の発表が相次ぎ予定されている。16時15分から仏・独・欧州・英国の9月PMI速報値が発表され、22時45分に米国の製造業・非製造業PMI速報値、23時30分には米週間原油在庫が公表される。要人発言では、23時05分にバーFRB理事(住宅市場について講演、質疑応答あり)、25時30分にはレーンECBチーフエコノミストが発言予定。米国債入札では24時30分に280億ドルの2年変動利付債(FRN)、26時00分には700億ドルの5年物中期国債の入札が実施される。24日の米中首脳会談、国連総会でのイラン・ペゼシュキアン大統領の演説、先週末の日銀レートチェック報道を受けた為替介入への警戒感には、引き続き注意したい。
1. 米・製造業PMI/非製造業PMI(日本時間22時45分)
日本時間22時45分に米国の9月の製造業PMI・非製造業PMI(速報値)が発表される。今回の予想は製造業が53.7、非製造業(サービス業)が56.0。8月の確報値は製造業が53.9、非製造業(サービス業)が56.5であった。サービス業主導の拡大が続くなか、関税や原材料高を背景とした仕入れ価格の上昇が引き続き懸念材料となっている。高水準を維持できるかが焦点となる。
2. 米・EIA週間原油在庫(日本時間23時30分)
日本時間23時30分に米国のEIA週間原油在庫が発表される。9月16日発表の前回結果は、原油在庫が-64万バレル、ガソリン在庫が+79.4万バレル、留出油在庫が+158.5万バレルであった。前回は原油在庫が3週連続で減少した一方、ガソリン在庫と留出油在庫は増加。中東情勢による供給懸念が続くなか、在庫減少が大きければ原油高、増加なら原油価格の上値を抑える材料となる。
3. 米・中期国債入札(日本時間26時00分)
日本時間26時00分に米国の5年物中期国債入札が実施される。発行額は700億ドル。前回の利回りは4.393%であった。前回の応札倍率は2.37と直近平均を上回り、堅調な需要を示した一方、間接入札者の落札比率は61.5%と直近平均をやや下回った。今回は9月16日のFOMCでの利上げ後、追加利上げ観測がくすぶるなかでの入札となる。需要が弱く利回りが前回を上回れば、米金利上昇を通じてドル買い材料となりやすい。
最近のレポート 記事一覧
-
2026.11.02
NEW
ドル円は158円手前で上値重い展開、欧米PMIに注目
ドル円は158円手前で上値重い展開、欧米PMIに注目
-
2026.10.30
NEW
円買い優勢、焦点は植田会見と欧米時間
円買い優勢、焦点は植田会見と欧米時間
-
2026.10.29
NEW
FOMC後の凪、焦点は日銀会合へ
FOMC後の凪、焦点は日銀会合へ
-
2026.10.28
NEW
AI株高が日経支援、ドル円は政策イベント待ち
AI株高が日経支援、ドル円は政策イベント待ち
-
2026.10.27
NEW
ドル円157円台後半、FOMC待ちの攻防
ドル円157円台後半、FOMC待ちの攻防
-
2026.10.26
NEW
ドル円膠着、日経平均は戻り鈍く
ドル円膠着、日経平均は戻り鈍く
-
2026.10.23
揺れるAI相場、欧米PMIが次の焦点
揺れるAI相場、欧米PMIが次の焦点
-
2026.10.22
円高・株安が進行、リスク回避姿勢強まる
円高・株安が進行、リスク回避姿勢強まる
-
2026.10.21
日経平均反発、ドル円は方向感欠く
日経平均反発、ドル円は方向感欠く
-
2026.10.20
ドル円158円台で神経戦、日経平均は大幅続落
ドル円158円台で神経戦、日経平均は大幅続落
