ドル円157円台で膠着、月末フローに警戒

2026.09.28
2026.09.28
本日のポイント
英・イングランド銀行MPCラムスデン委員発言(日本時間19時00分)
仏・短期国債入札(日本時間22時00分)
米・ダラス連銀製造業活動指数(日本時間23時30分)
28日東京時間の米ドル/円(USDJPY)は、157円台での小動きだった。米10年債利回りが5.20%台で高止まりしたことや、原油価格の上昇を背景にドル買いが先行し、朝方に157.86円まで上げた。但し、日米当局の牽制が重石となり、その後は157円台半ばから後半で推移し、15時時点は157.6円台だった。同日公表された日銀の7月会合の主な意見では、利上げペースが市場想定より早まる可能性への言及もあったが、相場への影響は限定的だった。日経平均は6営業日ぶりに反落した。寄り付き後に一時6万7,000円台を回復したが、半導体株の利益確定売りで失速、ニデックの社長解任・大規模減損報道も重石となった。欧州時間は、19時の英中銀ラムズデン副総裁、23時のラガルドECB総裁の講演に注意したい。NY時間は21時15分のボウマンFRB副議長、29日3時25分のクックFRB理事、同3時30分のバーキン米リッチモンド連銀総裁の発言が控える。重要な米経済指標は予定されていないため、要人発言と米長期金利の動向が焦点となる。加えて月末・四半期末のフローや、イラン情勢を受けた原油価格の変動にも警戒が必要だ。今後は、29日の米消費者信頼感指数とJOLTS求人、30日のPCEデフレーター、10月2日の雇用統計が当面の相場を左右する材料となる。
1. 英・イングランド銀行MPCラムスデン委員発言(日本時間19時00分)
日本時間19時00分に英・イングランド銀行MPCラムスデン委員の発言が予定されている。直近の発言では、国内で生じるインフレ圧力は労働市場の軟化を背景に比較的落ち着いているとの見解を示した。9月のMPC会合では6対3の賛成多数でバンクレートを3.75%に据え置く判断を支持しており、今回もエネルギー価格上昇に伴うインフレ再加速への警戒感を示しつつ慎重な姿勢を維持するとの見方が予想される。
2. 仏・短期国債入札(日本時間22時00分)
日本時間22時00分に仏・短期国債入札の結果が発表される。フランスの財務省は毎週月曜日に3か月・6か月・1年物等のBTFを定例発行しており、今回の予想は、仏政局を巡る不透明感や欧州の金利先高観を背景に、前回入札からの利回り上昇継続が見込まれる。財政赤字拡大懸念や格付け動向次第で、短期金利には緩やかな上昇圧力がかかりやすい状況が続くとみられる。
3. 米・ダラス連銀製造業活動指数(日本時間23時30分)
日本時間23時30分に米・9月ダラス連銀製造業活動指数が発表される。今回の予想は、前月からの改善基調を踏まえプラス圏を維持するとの見方が優勢である。前回(8月)結果は+11.6で2025年1月以来の高水準であった。今後の見通しとしては、新規受注や生産の改善傾向が続く一方、雇用や見通し不透明感の指標次第では強弱まちまちの内容となる可能性がある。
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