
2026.06.29
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2026.06.29
米・ダラス連銀製造業活動指数(日本時間23時30分)
英・月末のロンドンフィックス(日本時間24時00分)
欧・ラガルドECB総裁の発言(日本時間26時30分)
東京時間では、中東情勢の不透明感が意識されつつも、動意は限定的となった。週末に米国とイランによる報復攻撃の応酬が報じられ、週明けのWTI原油先物(OIL)は一時70.97ドルまで上昇。これに連れて米ドル/円(USDJPY)も161.88円まで急伸したが、原油がすぐに下げへと転じたことで買いの勢いは続かなかった。両国がすでに攻撃を停止しており、明日30日に仲介国カタールで協議を行うことが決まっているため、過度な警戒感には至っていない。また、明日からは米国の雇用関連指標の発表が続くことから、様子見姿勢も広がりつつある。為替はやや米ドル安・円安の地合いだが、総じて値幅は限定的なものとなった。金(GOLD)はやや売り優勢でもみ合い。下値は4,050ドル付近で支えられており、前週末から底堅さが継続している。株式市場では、日経平均株価は前週末比+0.15%と小幅反発。序盤は売り買いが交錯して始まり、半導体関連銘柄が下げると一時1,300円超まで下げ幅を拡大。ただ、引けにかけては買い戻しもみられ、プラス圏に乗せて取引を終えた。本日は特段目立った経済イベントが予定されていないため、様子見姿勢が強まる可能性がある。月末・四半期末や為替介入、中東情勢など複数の要因で神経質な動きをみせる可能性も留意しておきたい。
日本時間23時30分に、6月のダラス連銀製造業活動指数が発表される。ダラス連銀が管轄するテキサス州の製造業は全米トップクラスの生産量を誇るため、米国の景気動向を把握するうえで注目しておきたい。市場予想は+1.0と、前回の+0.4を上回り、2ヶ月連続で改善する見込み。ダラス連銀製造業活動指数は、中東情勢悪化を背景に3月以降はマイナス水準が続いたが、5月には景気拡大圏のプラス水準を回復。6月も市場予想通りの改善がみられるか注目したい。予想を上回る結果は米ドル買い、予想を下回る結果は米ドル売りの材料と判断される可能性がある。
月末・四半期末が間近に迫るため、日本時間24時00分頃のロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)には注意しておきたい。東京時間の仲値に相当するロンドンフィックスでは、米ドルやユーロ、英ポンドなど特定の通貨の取引が活発になる傾向がある。特に月末は、大口投資家のリバランスの影響で通常よりも値動きが荒くなりやすいため注意が必要。また、ロンドンフィックスでは金(GOLD)の現物取引レートが決定するため、短期的に金(GOLD)の価格が変動しやすいことでも知られている。突発的な急変動に注意しつつ、短期取引のチャンスを狙いたい。
日本時間26時30分に、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言が予定されている。本日から開催されるECBフォーラムでの講演に出席予定のため、ユーロ圏の金融政策について何らかの言及があるか注目したい。ECBはインフレ抑制を目標にタカ派姿勢を強めていたが、原油価格が中東戦争以降の上げ幅をほぼ帳消しにする水準まで下落したことから、市場の利上げ観測は後退している。依然として利上げの必要性を強調するタカ派メンバーもみられるが、ラガルド総裁が慎重な姿勢を示した場合、利上げ期待が後退しユーロ売りが進む可能性がある。
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