
2026.06.04
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2026.06.04
米・新規失業保険申請件数(日本時間21時30分)
米・要人発言(日本時間21時30分~)
英・ベイリーBOE総裁の発言(日本時間24時40分)
東京時間では、中東和平合意や日銀利上げ観測など複数のヘッドラインが伝わり、米ドル売り優勢の動きとなった。朝方8時前に、イスラエルとレバノンが停戦履行に合意したと米国務省が発表。米国とイランの協議が不透明な状況にあることには変わりないが、市場に一定の安心感が広がり、WTI原油先物(OIL)や米ドルが下落した。米ドル/円(USDJPY)は前日のNY引けに161円が視野に入る水準まで強含んだが、米ドル売りに押されて159円台まで下げ幅を拡大。対主要通貨全般で、米ドル売り優勢の動きとなった。また、午後には「日銀が6月会合で利上げを検討し、年内に追加利上げの可能性もある」との報道が伝わると、米ドル売り・円買いが急加速。米ドル/円(USDJPY)は一時159.59円まで急落し、下げ一服後は159.90円台まで押し戻されている。株式市場では、日経平均株価は前日比931.44円安(-1.36%)の6万7,470.69円と反落。前日の米株安や連日の大幅上昇による過熱感から売りが進み、一時6万6,000台に割り込む動きもみられた。本日は欧米各国から要人発言が多数予定されており、金融政策に関する発言に注目が集まりそうだ。また、明日には米雇用統計の発表も控えているため、積極的な売買が控えられる可能性も想定しておきたい。
日本時間21時30分に、米国の新規失業保険申請件数が発表される。明日5日には米雇用統計の発表を控えているだけに、雇用関連指標の結果には注目しておきたい。今回は5月23日までの1週間の集計結果の発表となり、市場予想では前週分と同水準の21.5万件が見込まれている。新規失業保険申請件数は直近3ヶ月間で小幅な増減を繰り返しており、労働市場が安定している状況が示唆されている。市場予想を上回る結果は米ドル売り、市場予想を下回る結果は米ドル買いの材料と判断される可能性があるため、指標発表後の米ドルの値動きに注目したい。
本日は、米連邦準備制度理事会(FRB)関係者の発言が複数件予定されている。日本時間21時30分にバーキン・リッチモンド連銀総裁、日本時間23時00分にボウマンFRB副議長、日本時間26時00分にシュミッド・カンザスシティ連銀総裁、日本時間26時10分にデイリー・サンフランシスコ連銀総裁が発言予定。FRBの利下げ観測は事実上消滅しており、市場では年内の利上げ観測が高まりつつある。昨日3日には、ローガン・ダラス連銀総裁が「年内に利上げが必要になる可能性がある」と述べ、現在の金融情勢が緩和的であるとの見解を示した。ボウマンFRB副議長は先月29日、エネルギーショックが長期化する場合は政策変更の可能性があると述べていたため、本日の発言で見通しに変化がないか確認しておきたい。
日本時間24時40分に、イングランド銀行(BOE)のベイリー総裁の発言が予定されている。ベイリー総裁は先月29日、利上げの判断には時間的余裕があると述べ、6月会合での政策金利の据え置きを示唆した。現状では、市場はBOEの年内1回か2回の利上げを織り込んでおり、当面は中東情勢の影響を見定める状況が続く見通し。本日のベイリー総裁の発言でも、これまでと同様に様子見姿勢を示す可能性が高いが、市場が材料視するような発言が出た場合は英ポンドが動意づくことも考えられる。
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