
2026.06.05
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2026.06.05
欧・第1四半期GDP【確報値】(日本時間18時00分)
米・雇用統計(日本時間21時30分)
加・雇用統計(日本時間21時30分)
東京時間では、今夜に控える米雇用統計の発表や、混迷を極める中東情勢を背景に、様子見ムードが広がった。昨日はイスラエルとレバノンが停戦に合意したとの報道で中東情勢への警戒感が和らぎ、WTI原油先物(OIL)は91ドル台まで下落。原油の下げに連れて、米ドル買いも一時後退した。ただ、米国とイランの交渉自体には目立った進展がなく、断続的に攻撃の応酬が続いていることから、楽観ムードには振れにくい。米ドル/円(USDJPY)に関しては、根強い米ドル買い需要と円の弱さが目立つものの、介入警戒域の160円手前で足踏み状態が続いている。本日の朝方にも一時160円台に乗せたが、東京勢参入後は売りが入り、159.90円台の小幅なレンジ内での動きにとどまった。米ドル/円(USDJPY)以外の主要通貨ペアも動意が薄く、様子見姿勢が続いている。金(GOLD)は早朝の取引開始から下落基調が続き、15時台には前日安値に迫る4,428ドルまで値を下げた。株式市場では、日経平均株価は前日比-1.31%の6万6,588.12円と続落。米ハイテク株安を受けて寄り付きから売りが先行し、一時6万5,000円台まで下押し。下げ一巡後は押し目買いの動きもみられたが、積極的に上値を試す勢いには至らなかった。この後の海外時間では、日本時間21時30分に発表される米雇用統計を見据えた様子見ムードが広がる可能性がある。週末前のポジション調整も観測されやすいため、荒い値動きには注意したい。
日本時間18時00分に、ユーロ圏の第1四半期GDP(国内総生産)の確報値が発表される。4月30日に発表された速報値や、5月13日に発表された改定値と同水準の前期比+0.1%、前年比+0.8%が見込まれている。伸び率は前期(2025年第4四半期)から鈍化しており、ユーロ圏の主要国ではフランスが前期比で低下。今後は中東情勢の影響が反映されることが予想されており、景況悪化が懸念されている。確報値は市場への影響が大きい指標ではないが、速報値・改定値の結果から変化があった場合はユーロ相場が反応する可能性が考えられる。
日本時間21時30分に、米国の5月雇用統計が発表される。米国の労働市場の動向を反映する最重要指標であるため、米ドルや米株を始めとした幅広い金融商品に大きな影響を与える可能性が高い。市場予想は、非農業部門雇用者数が+8.5万人、失業率が4.3%。非農業部門雇用者数は前月から伸びが縮小、失業率は横ばいの見込み。最新の米雇用関連指標では、今週発表された5月ADP雇用統計や4月JOLTS求人件数が揃って堅調な結果となり、新規失業保険申請件数も目立った増加がみられていない。予想以上の強い結果となった場合、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ期待が高まり、米ドル買いが加速する可能性がある。
日本時間21時30分に、カナダの5月雇用統計が発表される。カナダ中央銀行(BOC)の金融政策の見通しを探るうえで重要な指標となるため、前回値や市場予想値との乖離に注目したい。今回の予想は、雇用者数が+1.00万人、失業率が6.9%。雇用者数は前回の-1.77万人から増加が予想されており、失業率は同水準が見込まれている。前回4月は想定外に厳しい結果となり、指標発表後にカナダドル売りの動きがみられた。今回は雇用者数がやや持ち直す見込みだが、失業率は依然として高水準が予想されている。前回同様に弱い結果が示された場合、BOCの利上げ期待が後退し、市場がカナダドル売りで反応する可能性が考えられる。
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