
2026.06.01
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2026.06.01
米・製造業PMI【改定値】(日本時間22時45分)
米・ISM製造業景況指数(日本時間23時00分)
加・要人発言(日本時間25時00分)
東京時間では、週末に米国とイランの和平合意を巡る不透明感が高まったことを受け、原油高・米ドル高の動きがみられた。先週28日には、停戦延長や核開発に関する覚書で暫定合意に至ったと報じられているが、昨日31日にはトランプ米大統領が合意内容について複数の修正を要求したことが伝わっている。イラン側からの回答を得るのに数日かかる可能性があることや、イラン側がトランプ米大統領の修正要求に応じるのかが不透明なことから、週明けのWTI原油先物(OIL)は90ドルへ上昇してスタート。原油高に連れて米ドル買いが強まり、米ドル/円(USDJPY)は前週末終値の159.20円台から159.50円手前まで上昇した。金(GOLD)は上値が重い。週明けの東京勢が参入してくると下落に転じ、15時台には4,500ドルまで下げ幅を広げた。株式市場では、日経平均株価(JP225)は前週末比+0.91%と続伸。前週末の米株式市場が堅調に推移した流れを引き継ぎ、寄り付きから買いが先行。史上初の6万7,000円台に乗せた後は高値圏でのもみ合いが続き、取引終了まで底堅い動きが続いた。本日は月初や週明けに絡んだフローが観測される可能性があるため、まずは海外勢の動向を慎重に確認したい。中東情勢は依然として不透明感が高く、新たな材料が伝わらない限りは様子見姿勢が続く可能性が考えられる。
日本時間22時45分に、米国の5月製造業PMIの改定値が発表される。速報値から数値の改定があるか確認したい。5月21日に発表された速報値の結果は、市場予想や前回値を上回る55.3へ上昇し、4年ぶりの高水準を付けた。中東情勢によるサプライチェーンの混乱や物価高騰が背景にあるとみられ、企業がこれらに備えるために在庫を積み増したことが押し上げ要因となっている。改定値の結果は速報値ほど市場への影響力が大きくないが、速報値の結果と乖離があった場合は米ドルの値動きに影響を与える可能性があることを想定しておきたい。
日本時間23時00分に、米国の5月ISM製造業景況指数が発表される。ISM製造業景況指数は、米国の製造業300社以上を対象に景況感を調査した指標。毎月第1営業日に発表され、米国の主要な経済指標のなかで最も発表タイミングが早いため、景気の先行指標として注目される。今回の市場予想は53.1と、前回4月の52.7を上回る見込み。ISM製造業景況指数は、今年1月から4ヶ月連続で景況分岐の50を上回る水準を維持しているが、中東情勢の影響が徐々に指数に反映されつつある。ホムルズ海峡閉鎖によるコストや時間の増加が価格指数や納入遅延などの指数に表れているため、項目別の指数の変動にも注目しておきたい。市場予想を上回る結果は米ドル買い、市場予想を下回る結果は米ドル売りの材料となる可能性がある。
日本時間25時00分に、カナダ銀行(BOC)のロジャース上級副総裁の発言が予定されている。カナダの金融政策の見通しについて、何らかの言及があるか確認したい。BOCは年内にも利上げを実施するとの見方があるが、先月29日に発表された2026年第1四半期(1-3月)GDPが予想外のマイナス成長となったことで、先行きがやや不透明な状況にある。ロジャース上級副総裁が成長率やインフレの見通しについて見解を示した場合、カナダドルが動意づく可能性がある点に注目したい。
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