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各国中銀関係者の発言に注目

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相場レポート

2026.04.15

NEW

2026.04.15

本日のポイント

  1. 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間21時30分)

  2. NZ・ブレマンRBNZ総裁の発言(日本時間26時00分)

  3. 米・地区連銀経済報告(ベージュブック)(日本時間27時00分)

東京時間では、米国とイランの停戦協議再開の可能性が高まり、全般様子見姿勢が強まった。2週間の停戦期限が来週21日に迫るなか、トランプ米大統領は明日16日までに第2回目の協議が行われる可能性に言及。昨日14日のNY時間に停戦期待が高まった流れを本日も継続しつつ、不透明感が払拭されていないことで様子見ムードとなった。朝方にトランプ米大統領が「戦争の終結は間近だと考える」と発言したことで、WTI原油(OIL)は一時87ドル割れまで下落。ただ、反応は一時的にとどまり、下げ一服後は91ドル台まで押し戻されている。米ドル/円(USDJPY)はゴトー日の仲値にかけても動きが鈍く、158円台で小動き。徐々に米ドル買い・円売りの流れが生じたことで、正午前には一時159円まで上値を伸ばした。ユーロや英ポンドはほぼ動意がみられず、対米ドルと対円で限定的な動き。金(GOLD)はやや売り優勢となったが、4,800ドル台を維持する底堅さがみられた。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比+0.44%と2日続伸。半導体関連株の上昇が相場を牽引し、寄り付きから幅広い銘柄で買いが先行。上昇一服後は上げ幅を縮小したが、1ヶ月超ぶりの5万8,000円台に乗せるなど、堅調地合いが続いた。本日はIMF・世銀春季会合の開催にともない、各国中銀関係者の発言機械が数多く予定されている。また、中東情勢に関しては明日16日にも米国とイランの第2回協議が開かれる可能性があるため、関連報道に注目しておきたい。

1. 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(日本時間21時30分)

日本時間21時30分に、4月のニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。ニューヨーク連銀製造業景気指数は、米国のニューヨーク連銀が管轄する地域内にある製造業約200社を対象に、景況感を調査した指標。結果を指数で示し、指数がプラスであれば好況、指数がマイナスであれば不況と判断される。今回の市場予想は-0.5。前月の-0.2を下回り、2ヶ月連続でマイナスとなる見込み。ニューヨーク連銀製造業景気指数は年初から回復の兆しが見えていたが、イラン情勢の悪化を背景に3月は大幅に低下。不確実性が高まるなか、4月も引き続き軟調な結果が予想される。結果が予想値を上回った場合は米ドル買い、結果が予想値を下回った場合は米ドル売りが先行する可能性があることを留意しておきたい。

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2. NZ・ブレマンRBNZ総裁の発言(日本時間26時00分)

日本時間26時00分に、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)のブレマン総裁が討論会に出席する。4月8日に開かれた金融政策会合を経て、今後の利上げ見通しについて具体的に言及されるか確認したい。RBNZは4月会合で政策金利の据え置きを発表したが、会合翌日のインタビューでブレマン総裁は「中期的なコアインフレが上昇した場合は利上げで対応する」とタカ派姿勢を示した。現状ではRBNZが7月にも利上げに踏み切る可能性があるとの見方が出ており、具体的な利上げ開始時期に注目が集まっている。引き続き、ブレマン総裁が利上げに前向きな考えを述べた場合、NZドルが買い支えられる可能性がある。

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3. 米・地区連銀経済報告(ベージュブック)(日本時間27時00分)

日本時間27時00分に、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公開される。ベージュブックとは、米国の12地区の連邦準備銀行が管轄地域の経済状況をまとめた報告書のことを指す。表紙がベージュ色であることから、一般的にベージュブックと呼ばれる。ベージュブックは米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される約2週間前に公開され、会合で金融政策を決定する際の重要な判断材料の1つとなるため、市場からの注目度も高い。今回は、中東情勢の悪化を受けて、各地区でのインフレ動向や経済見通しがどのような状況にあるかが注目される。インフレ急加速への懸念が根強いなか、景気後退への警戒感も高まるようだと米ドル安や株安の動きが出る可能性がある点に注意したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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