2024.10.10
2024.10.10
欧・ECB理事会議事要旨公表(日本時間20時30分)
米・消費者物価指数(日本時間21時30分)
米・新規失業保険申請件数(日本時間21時30分)
東京市場では、米ドル/円は方向感のないもみ合いが続いた。米10年債利回りの上昇が一服したことや日経平均が上げ幅を縮小したことを受けて伸び悩む展開に。午後には一時円売りが強まったことで米ドル/円は149.500円を超えて上昇。8月16日以来、約2ヶ月振りの高値更新となったが、その後すぐに上昇分が巻き戻されている。米ドル/円に連れてクロス円も動意に欠ける値動きを見せているが、12日に予定されている中国の追加経済政策に関する会見への期待感から豪ドル/円はやや強含んでいる。もっとも、本日はNY時間に米・消費者物価指数(CPI)の発表を控えているだけに、この後の欧州時間でも動きにくい展開が予想される。ドル買いの動きに連動して、金(GOLD)は続落。ユーロ/米ドルも徐々に下げ幅を拡大している。米国の大幅利下げ観測後退によるドル買いの動きがどこまで継続するのか注目したい。
日本時間20時30分には、9月12日に開催されたECB理事会の議事要旨が公表される。ECBは前回会合で主要政策金利の中銀預金金利を3.75%から3.50%へ引き下げた。来週に控える次回会合ではすでに追加利下げが見込まれているため、2会合連続での利下げを示唆するような内容があればユーロ売り圧力が高まる可能性が高い。ユーロ/米ドルは、先週末から加速するドル買いの勢いに押されてじりじりと下値を拡大。固く意識されていた1.09500付近のサポートを割り込み、もう一段階下げている。現状ユーロが買われる材料は見当たらないため、ドル買いやユーロ売りに繋がる材料が見つかった場合の下落リスクに警戒したい。
NY市場の序盤となる日本時間21時30分には、米国の消費者物価指数(CPI)が発表される。米国内の購買傾向の変動やインフレ率を測るために重要な指標であり、FRBが金融政策を決定する上で重要視している指標である。今回はエネルギー価格の下落が確実視されており、前月比は0.1%、前年比は2.3%と前回から鈍化する見込み。ただし、食品とエネルギーを除くコア指数はおおよそ同水準が見込まれており、予想値を上回ればドル買いが強まるシナリオも考えられる。米国の利下げ見通しについて、雇用市場の強さから大幅利下げ観測は大きく後退している。先週発表の雇用統計に続き、本日発表のCPIが予想を上回る結果になれば、次回FOMCでの政策金利据え置きの可能性が更に高まることが予想される。現在の為替相場はドル高基調が継続しているため、結果が上回った場合に市場が大きくドル買いで反応する可能性があることに注意したい。
米・消費者物価指数の発表と同時刻となる日本時間の21時30分には、米国の新規失業保険申請件数が発表される。週次の失業保険申請件数が毎週木曜日に公表されており、雇用に関連する先行指標として注目される。今回の予想は23万件と、前回の22.5万件から増加する見込み。先週発表された9月の失業率が予想値を下回り、雇用統計が予想値を上回ったことで、雇用市場は今年6月以来の水準まで回復した。雇用関連指標の強さが好感されドル買いが優勢となっている状況下、新規失業保険申請件数の減少が確認されれば、ドル買いをさらに加速させる可能性も考えられる。
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