
2026.07.01
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2026.07.01
欧・消費者物価指数【速報値】(日本時間18時00分)
米・ADP雇用統計(日本時間21時15分)
米・ISM製造業景況指数(日本時間23時00分)
東京時間では、前日のベッセント米財務長官による雇用統計への発言や、本日予定されるウォーシュFRB議長の発言に対する期待感から、米ドル全面高の動きとなった。昨日30日には、ベッセント財務長官が6月の米雇用統計について「非常に強い結果になっても驚かない」と発言。明日発表される米雇用統計への期待感が一段と高まり、米ドル買いを支援した。また、本日はECBフォーラムでウォーシュFRB議長を始めとする各国中銀総裁の発言機会が設けられており、タカ派発言が期待されている模様。これらがFRBの利上げ観測を加速させ、米ドル/円(USDJPY)は162.80円まで高値を切り上げた。円以外の主要通貨も対米ドルで弱含み。豪ドルが軟調に推移したこともあり、豪ドル/米ドル(AUDUSD)は一時0.6883ドルまで下げ幅を広げた。金(GOLD)はFRBの利上げ期待や米ドル買いが重しとなり下落。朝方は4,000ドルに乗せて始まったが、東京時間に入ると急速に売りが加速した。株式市場では、日経平均株価は前日比+0.59%と続伸。寄り付き後に買いが先行し大きく上昇するも、7万2,000円手前では利益確定売りに押されて上げ幅を縮小。後場では動意が薄く、小幅高でもみ合う動きが続いた。本日は欧米の重要指標が複数発表されるため、ユーロや米ドルが神経質に反応する可能性がある。また、日本時間22時00分にはECBフォーラムに参加する各国中銀総裁によるパネルディスカッションが行われるため、金融政策に関する発言が出るか注目したい。
日本時間18時00分に、ユーロ圏の5月消費者物価指数(HICP)速報値が発表される。市場予想は、総合指数が前年比+3.0%、食料品やエネルギーを除いたコア指数は前年比+2.5%と、いずれも5月から伸びが鈍化する見込み。昨日30日に先行して発表されたドイツとフランスの6月消費者物価指数(CPI)は、ともに前月や市場予想を下回る伸びにとどまっており、本日のHICPも下振れる可能性が考えられる。想定以上に伸びが鈍化した場合、欧州中央銀行(ECB)の利上げ見送りがより現実的な見方となり、ユーロ売りが広がる可能性がある点を押さえておきたい。
日本時間21時15分に、米国の6月ADP雇用統計が発表される。明日に控える米雇用統計の前哨戦として、まずは民間指標のADP雇用統計で労働市場の動向を確認したい。今回の市場予想は+12.0万人と、前月の+12.2万人から小幅な減少が見込まれている。昨日30日に発表された5月のJOLTS求人件数は、予想を上回る強い結果となった。ただ、求人件数が増加する一方で採用件数は減少が続いており、労働市場が停滞している可能性が示唆されている。今回のADP雇用統計から想定ほどの伸びがみられなかった場合、明日の米雇用統計への警戒感が高まり、米ドルの下押し要因となる可能性がある。
日本時間23時00分に、米国の6月ISM製造業景況指数が発表される。市場予想は53.8。前月の54.0を小幅に下回る予想だが、年初から6ヶ月連続で景況分岐の50を上回る見込み。米国の製造業は中東情勢悪化後も堅調に推移しているが、急激な物価高やサプライチェーンの混乱が先行きの不透明感を強めている。今回の結果も高水準を維持した場合、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を一段と後押しする可能性がある。一方、予想外に弱い結果となった場合は利上げ観測が後退し、米株の追い風となる可能性があることも想定しておきたい。
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