
2026.06.10
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2026.06.10
米・消費者物価指数(日本時間21時30分)
加・BOC政策金利(日本時間22時45分)
米・週間原油在庫(日本時間23時30分)
東京時間では、中東情勢の緊迫化が意識されつつも、今夜の米消費者物価指数(CPI)の発表を見据えた様子見ムードが広がった。昨日9日のNY時間から本日の東京時間にかけて、米国とイランが自衛目的の攻撃を繰り返していることが伝わったが、相場の反応は限定的。WTI原油先物(OIL)は朝方に89.98ドルまで上昇したが、90ドル台に乗せることなく反落した。米ドル/円(USDJPY)は160.30円台で膠着しており、介入警戒感から上値追いには慎重な動き。下値も限定的で、米CPI待ちの状態が続いた。米ドル/円(USDJPY)以外の主要通貨ペアにも目立った動きはなく、概ね横ばい。午後に入ると豪ドルが弱含み、対ドルと対円でやや売りが進んだ。金(GOLD)は前日の海外時間で大きく値を下げ、4,300ドル割れまで下押し。本日の東京時間でも流れを引き継ぎ、一時4,173ドルまで下げ幅を拡大したが、15時台には再び4,200ドル台まで買い戻された。株式市場では、日経平均株価は前日比-1.89%の6万4,179.27円と反落。前日の米ハイテク株安や中東情勢の不透明感が重しとなり、序盤から売りに押される展開となった。本日は、日本時間21時30分に発表される米CPIの結果が注目される。市場予想では伸び率がさらに高まる見込みだが、それを上回る結果になると、米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ観測が一段と意識される可能性がある。米ドル/円(USDJPY)が161円を目指す可能性も視野に入れておきたい。
日本時間21時30分に、米国の5月消費者物価指数(CPI)が発表される。米連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ観測が高まるなか、今回のCPIが相場の方向性を決定づける可能性がある点を押さえておきたい。今回の市場予想は、前月比+0.5%、前年比+4.2%。変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアは、前月比+0.3%、前年比+2.9%。前年比はいずれも前月を上回る伸びが見込まれており、予想通りとなれば総合指数は約3年ぶりの高水準となる。5月の米雇用統計の強さを受けて、米ドル高・米株安の動きが強まったが、今回のCPIも堅調な結果を示すとFRBの利上げ期待が一段と高まりそうだ。上振れた際の急変動リスクには特に警戒しておきたい。
日本時間22時45分にカナダ銀行(BOC)の政策金利が発表される。5会合連続で政策金利を2.25%に据え置くことが予想されており、焦点は今後の利上げ見通しとなる。現状、BOCは利上げを急ぐ必要がないとみられており、当面は金利水準を維持したまま中東情勢の影響を見極める状況が予想される。一部では、早ければ年内にも利上げに踏み切るとの見方があるため、マックレムBOC総裁の記者会見で今後の利上げ見通しが示されるか確認したい。
日本時間23時30分に、米国の原油在庫が発表される。週間原油在庫は、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が米国内の商業用原油量の週次データを測定した指標。原油量の増減が需給の変化を表し、景気全般を測る指標の1つとして注目される。昨日9日にはEIAが短期エネルギー見通しを公表し、中東戦争を受けて世界中の石油在庫が記録的なペースで急減していることが明らかになった。2003年以降で最低水準まで落ち込むことが予想されており、深刻な石油不足に陥ることが懸念されている。米国の原油在庫も直近6週にわたってマイナスが続いているため、さらなる供給逼迫には警戒が必要。90ドル前後で高止まりしているWTI原油先物(OIL)動向を注視したい。
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