
2026.06.09
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2026.06.09
米・貿易収支(日本時間21時30分)
米・中古住宅販売件数(日本時間23時00分)
米・3年国債入札(日本時間26時00分)
東京時間では、目新しい相場材料が伝わらず、中東情勢や円買い介入への警戒感を意識した相場となった。前日の海外時間では、イランとイスラエルが双方への攻撃を停止したことが一定の安心感に繋がり、WTI原油先物(OIL)が90ドルまで急落。リスク警戒感の後退から、一時米ドル売りが強まった。本日も原油価格が下落していることを背景に、為替は米ドル売りが優勢。同時に円売りの動きもあり、米ドル/円(USDJPY)は160.20円付近で値動きが停滞した。ただ、午後に入ると「日銀が来週の金融政策決定会合で利上げを決定する方針」との一部報道が伝わり、米ドル/円(USDJPY)は160.05円まで下落。大きな動きには至らず、下げ一服後は買い戻された。原油や米ドル売りを背景に、金(GOLD)は反発。前日高値に迫る4,351ドルまで上値を伸ばした。株式市場では、日経平均株価は前日比+2.17%の6万5,416.63円と反発。寄り付き後は一時マイナス圏まで下落したが、米ハイテク株高や前日の大幅下落の反動で買いが入り、4営業日ぶりにプラス圏を回復した。この後の海外時間では、各国中銀の利上げ観測や中東情勢のヘッドラインを材料視した値動きが予想される。明日には米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、米ドル相場は様子見ムードが強まる可能性があることも想定しておきたい。
日本時間21時30分に、米国の4月貿易収支が発表される。貿易収支は、海外へ輸出した財やサービスの総額から輸入額の総額を差し引いた指標。輸出額の方が上回る状態を貿易黒字、輸入額の方が上回る状態を貿易赤字と呼び、その国の収支を表す最も大きな指標として注目される。市場予想は、-564億ドルの赤字が見込まれている。米国の貿易赤字は今年1月から3ヶ月連続で拡大しており、第1四半期の成長率の重しとなった。ただ、中東情勢の悪化を背景に石油輸出が増加しており、今後は赤字幅縮小に寄与することも予想される。相場へのインパクトが大きい指標ではないが、米国の経済成長の見通しを探るうえで注目しておきたい。
日本時間23時00分に、米国の5月中古住宅販売件数が発表される。米国では、中古住宅市場が新築住宅市場を大きく上回る規模を誇るため、中古住宅販売件数は米国の住宅市場の動向を把握するうえで注目されやすい。市場予想は406万件と、2ヶ月連続で増加する見込み。前回4月は予想を下回る小幅な伸びにとどまったが、市場全体では堅調さを維持している。ただ、中東情勢の影響でインフレに対する消費者の懸念が強まってるため、買い控えなどでさらに伸び悩む可能性には注意が必要。市場予想を上回る結果は米ドル買い、市場予想を下回る結果は米ドル売りの材料と判断される可能性が高い。
日本時間26時00分に、米財務省による3年国債入札(580億ドル)が実施される。今週は10日に10年債入札(390億ドル)、11日に30年債入札(220億ドル)と市場注目度が高い長期国債入札が続くため、まずは中期国債の需要を確認したい。米国では、今月5日に発表された雇用統計の強い伸びから利上げ期待が高まったことで、金利が一段と上昇している。3年債利回りは本日朝方に4.22%まで上昇しており、米長期金利の指標となる10年債利回りも4.58%を付けた。国債入札によって利回りが変動すると、米金利に連動して米ドルに値動きが出る可能性があることを押さえておきたい。
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