
2026.05.20
2026.05.20
英・ベイリーBOE総裁の発言(日本時間22時15分)
米・FOMC議事録公表(日本時間27時00分)
米・主要企業の決算発表(日本時間翌6時00分頃)
東京時間では、中東情勢の不透明感を背景とした米ドル高基調は変わらないものの、介入警戒感からやや円高に振れる動きとなった。昨日の海外時間に、ベッセント米財務長官や片山財務相が日本の過度な為替変動に対して相次いで言及。日米財務相からの口先介入を受けて、159円台で高止まりしていた米ドル/円(USDJPY)は一時158円台後半まで押し戻された。再び介入警戒感が高まったことで、本日の東京時間で米ドル/円(USDJPY)は軟調推移。朝方に159円台に乗せたものの、徐々に円買いが強まり、午後には158.80円付近まで下落した。米ドル買いの動きもあり、米ドル/円(USDJPY)は下値が限定的となったが、クロス円は下げ幅を拡大。ユーロが弱含んだため、特にユーロ/円(EURJPY)の下落が目立った。WTI原油(OIL)は、前日終値付近の104ドル前後で小幅な横ばい。動意は限定的だが、100ドル超の高止まりが続いている。株式市場では、日経平均株価(JP225)は前日比-1.23%と5営業日続落。世界的な金利上昇(債券安)が株価の重しとなっており、半導体関連銘柄を中心に売りが先行。本日の米株式市場引け後に予定されるエヌビディア(NVIDIA)の決算発表を前に様子見ムードが広がり、6万円を割り込んで取引を終えた。本日は中東情勢をにらみつつ、金利高や株安の動向が注目されそうだ。米ドル/円(USDJPY)は上値警戒感から口先介入にも神経質に反応しているため、突発的な下落には警戒しておきたい。
日本時間22時15分に、イングランド銀行(BOE)のベイリー総裁が財政委員会に出席する。ベイリー総裁とともに、ブリーデン副総裁や英中銀金融政策委員会(MPC)のディングラ委員とマン委員も出席予定のため、インフレ動向や金融政策について具体的な見解が示されるか注目したい。直近のMPC関係者の発言では、グリーン委員やマン委員から利上げを示唆したタカ派発言が出ており、今後の利上げ期待が高まっている。本日発言予定の当局者のなかでディングラ委員はハト派メンバーになるため、インフレに対してどの程度警戒感を示すか確認したい。
日本時間27時00分に、4月28-29日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が公表される。4月会合では、3会合連続で政策金利を3.50-3.75%に据え置くことを決定。ただ、据え置きに賛成したメンバーのうち3名が声明に緩和バイアスを入れることに反対するなど、意見が割れたことが明らかになった。直近の経済データからは雇用の安定と物価の上昇がみられており、FRBのタカ派姿勢を後押しする材料となり得る。4月会合の議事録から、政策決定に反対したメンバーの意見や今後のインフレ見通しについて詳細を確認したい。
本日は米主要企業の決算発表が複数予定されており、特に注目を集めるのが、引け後の日本時間翌6時00分頃に発表されるエヌビディア(NVIDIA)の2026年第1四半期決算発表。市場では、今回の決算が予想を上回る好結果とする見方があり、発表後に同社株が大きく変動する可能性がある。ただ、現状では中東情勢の不透明感を受けた金利上昇が株式相場の重しとなっており、19日の米株式市場では主要株価3指数が下落。エヌビディア(NVIDIA)が好決算となれば反発の勢いが加速する可能性がある一方、期待ほどの好決算とならない場合は続落の可能性が考えられる。引け後の値動きが翌日の日経平均株価(JP225)に反映される可能性がある点に注意したい。
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