
2026.01.21
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2026.01.21
欧・ラガルドECB総裁の発言(日本時間16時30分~)
米・トランプ米大統領の発言(日本時間22時30分)
米・20年国債入札(日本時間27時00分)
東京時間では、韓国の李在明大統領が最近の韓国ウォン安について懸念を示したことから、対米ドルで韓国ウォンが急騰。韓国ウォン高・米ドル安の動きが主要国通貨にも波及する展開となった。米国と日本がトリプル安(株安・債券安・通貨安)になっていることから方向感が出にくい米ドル/円(USDJPY)は、本邦勢参入後に本日高値の158.27円まで一時上昇。仲値前には伸び悩み、対韓国ウォンで米ドル安が強まると157.86円付近まで売りに押された。ただ、足元では円売りの地合いが続いており、明日から始まる日銀金融政策決定会合を前に積極的な円買いには至らず。本日予定されるダボス会議での各国要人発言を控え、ポジション調整が中心となった。米ドル/円(USDJPY)が下げたタイミングでは、ユーロ/米ドル(EURUSD)や英ポンド/米ドル(GBPUSD)は上昇。こちらも上昇一服後は調整売りに押され、往って来いの動きとなった。金(GOLD)は続伸。朝方から買いの勢いが強まり、15時30分時点で4,888ドルまで最高値を更新した。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-0.41%と5日続落。前日に米国株が大幅下落した流れを引き継ぎ、全面安でスタート。連日の下落による値ごろ感から押し目買いの動きもみられたが、プラス圏を回復することなく取引を終えた。本日はダボス会議に出席するトランプ米大統領の演説が大きな注目材料。発言を受けて市場のリスクバランスが変化すると、過熱する金(GOLD)や債券の一方的な動きに反動が生じる可能性があるため、NY時間以降の値動きには警戒しておきたい。
本日は、スイスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)の年次大会(ダボス会議)で欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が発言する。ラガルド総裁の発言機会は、日本時間16時30分と日本時間25時45分の2回となり、他にも複数のECB関係者の発言が予定されているため、ユーロ圏の経済見通しについて言及があるか注目したい。ラガルド総裁は昨日20日に公開されたインタビューで、グリーンランド領有を巡ってトランプ米大統領が追加関税発動を発表したことに対して「不確実性が再び高まっている」と発言。関税措置が実行された場合、ECBの今後のインフレ率や経済活動への見通しが大きく変わってくる可能性があるため、「大きな警鐘になっている」と懸念を述べた。本日はトランプ米大統領の演説も予定されているため、欧米各国の要人からグリーンランド領有に関する新たな発言が聞かれるか注目したい。
日本時間22時30分に、トランプ米大統領がスイスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)の年次大会(ダボス会議)で演説を行う。演説内で、グリーンランド領有についてどのような姿勢を示すのかが注目される。昨日はダボス会議に出席中のEU各国首脳から、トランプ米大統領に対して批判の声が相次いだ。本日も発言が予定されているフォンデアライエン欧州委員長は、グリーンランドの領土や主権について「交渉の余地はない」と強硬姿勢を表明。マクロン仏大統領も「到底受け入れられない」と批判を強め、欧米間の溝が深まる状況となった。トランプ米大統領はダボス会議で欧米諸国とグリーンランド問題について協議する見込みだが、平行線が続く両者の間で何らかの進展がみられるか、あるいは決裂することになるのか、関連ヘッドラインに警戒しておきたい。
日本時間27時00分に、米財務省による20年国債入札(130億ドル)が実施される。長期国債入札は市場注目度が高いため、債券や為替の値動きに影響を与える可能性が高いことに注意したい。昨日はデンマークの年金基金が、今月末までに保有中の米国債約1億ドルを売却する計画であることを発表。トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドを領有する意向であることが大きな要因であり、デンマーク年金基金の米国債撤退が報じられると、米国の10年債と30年債の利回りが日通しで最高に達する動きとなった。米国の信認低下や日本の財政悪化懸念で両国の国債売りは加速しているが、これらが欧州にも波及して世界的な国債売りが拡大している。本日の国債入札で低調な結果となった場合、米国債売りがもう一段加速する可能性があることに注意したい。
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