
2026.01.20
NEW
2026.01.20
独・ZEW景況感指数(日本時間19時00分)
スイス・シュレーゲルSNB総裁の発言(日本時間25時30分)
米・主要企業の決算発表(日本時間翌6時00分頃)
東京時間では、トランプ米大統領のグリーンランド領有を巡る発言を受けた米ドル売りと、日本の財政悪化懸念に対する円売りが先行した。トランプ米大統領のグリーンランド購入に欧州が強く反発していることで、欧米間の貿易摩擦が再び激化する可能性が懸念されている。また、国内では衆院選の公約に与野党が減税を掲げていることで財政悪化懸念が加速しており、債券相場の下落が止まらない。本日の国内債券市場では長期金利が一時2.350%まで上昇しているものの、財政悪化へのネガティブな見方から金利に連動した円高とはならず、米ドルとともに円売りが強まった。米ドル/円(USDJPY)は朝方から方向感なく推移し、仲値にかけては売り圧力が強まり157.84円まで下落。その後は米ドル売り・円売りを背景に158円を挟んで上下する動きが続いた。クロス円は全般買い優勢。ドルストレートも軒並み米ドル安方向へ推移した。金(GOLD)は東京午前にもみ合っていたが、午後に入ると買いが強まり上昇。4,716ドルまで上値を伸ばし、2日続けて史上最高値を更新した。株式市場では、日経株価(JP225)は前日比-1.11%と続落。欧米関係の悪化で前日に欧州株が売られた流れを引き継ぎ、寄り付きから売りが先行。買いを促す新規材料も見当たらず、利益確定売りに押されて4日続落となった。この後の海外時間では、休暇明けのNY勢の出方が注目される。目立った経済指標の発表も予定されていないため、市場のリスク動向が相場を左右する可能性が高い点には警戒しておきたい。
日本時間19時00分に、ドイツの1月ZEW景況感指数が発表される。ドイツの民間調査会社の欧州経済研究センター(ZEW)が発表するZEW景況感指数は、ドイツの今後6ヵ月の景気見通しについて調査を実施し、結果を指数で示した指標。同じくドイツの景況感を表すIFO景況感指数よりも発表時期が早いため、景気の先行指標として注目される。市場予想は50.0。前月の45.8を上回り、2ヶ月連続で改善する見込み。前回12月は、市場予想を上回る予想外の強い結果となった。現況指数は前月を下回る弱い結果が示されたものの、景気期待指数が改善したことで全体を押し上げ。ドイツが経済の低迷から脱却し、回復に向かっている可能性が示唆された。今回は前月を上回ることが予想されているが、市場予想をさらに上回るとユーロ買い、市場予想を下回るとユーロ売りの材料と判断される場合があることに注意したい。
日本時間25時30分に、スイス国立銀行(SNB)のシュレーゲル総裁の発言が予定されている。シュレーゲル総裁は、昨日からスイスで開幕した世界経済フォーラム(WEF)の年次大会(ダボス会議)に出席予定。昨年1月の出席時には「必要であればマイナス金利を再び導入する」と述べ、金融政策について具体的な見解を示す場面がみられた。SNBは前回12月の会合で政策金利をゼロ金利に据え置いており、現状の低インフレが続く状況下でマイナス金利を再導入する可能性は低いとされている。次回会合は3月19日に予定されているが、シュレーゲル総裁から最新の経済見通しや2026年の金融政策見通しについて詳細が述べられるか注目したい。
米国では2025年の第4四半期決算発表が本格化しており、本日は米株式市場の寄り付き前から引け後にかけて複数社の決算発表が予定されている。中でも特に注目を集めるのが、引け後(日本時間翌6時00分頃)に予定される米動画配信大手ネットフリックス(NFLX)の決算発表。ネットフリックス(NFLX)は昨年の第1四半期と第2四半期決算に好調な結果を示したものの、第3四半期では営業利益が市場予想を下回ったことで、決算発表後に同社株が約6%下落した。今回の第4四半期決算発表でも営業利益の伸びに注目が集まり、さらに2026年の成長見通しも評価されることが予想される。決算の内容次第では時間外の同社株が急変動し、NYダウ(US30)やS&P500(US500)、ナスダック100(US100)などの米主要株価指数の動きに影響を与える可能性があることに注意したい。
最近のレポート 記事一覧
2026.01.20
NEW
リスク回避の米ドル安・円安・株安に警戒
リスク回避の米ドル安・円安・株安に警戒
2026.01.19
NEW
欧米対立によるリスク回避の動きに警戒
欧米対立によるリスク回避の動きに警戒
2026.01.16
NEW
週末前のポジション調整に注意
週末前のポジション調整に注意
2026.01.15
NEW
加速するドル買い・円売りの動きを注視
加速するドル買い・円売りの動きを注視
2026.01.14
NEW
衆院解散を見据えた円安基調が継続か
衆院解散を見据えた円安基調が継続か
2026.01.13
NEW
米・CPIとFRB独立性を巡る動向を注視
米・CPIとFRB独立性を巡る動向を注視
2026.01.12
高市トレード再開か
高市トレード再開か
2026.01.09
米・雇用統計とトランプ関税巡る最高裁判決に注目
米・雇用統計とトランプ関税巡る最高裁判決に注目
2026.01.08
手掛かり難で明日の米雇用統計待ち
手掛かり難で明日の米雇用統計待ち
2026.01.07
週末の米雇用統計に向けて米指標を確認
週末の米雇用統計に向けて米指標を確認