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米中貿易交渉進展によるリスクオンが継続か

米中貿易交渉進展によるリスクオンが継続か

米中貿易交渉進展によるリスクオンが継続か
相場レポート

2025.10.27

NEW

2025.10.27

本日のポイント

  1. 豪・ブロックRBA総裁の発言(日本時間17時15分)

  2. 独・IFO景況感指数(日本時間18時00分)

  3. 米・国債入札(日本時間24時30分~)

東京時間では、週末2日間にわたって開かれた米中貿易交渉での進展を受けて、今週末の米中首脳会談への期待感が高まり、リスクオンの動きが加速した。週明けのオセアニア時間では、豪ドルとNZドルが大幅高でスタート。豪ドル/円(AUDJPY)は今月10日ぶりとなる100円台を回復し、豪ドル/米ドル(AUDUSD)も先週末終値から上窓を開けた大幅高で堅調な動きを見せた。米ドル/円(USDJPY)は、本邦勢参入後から仲値にかけては売りが強まり152.60円台まで下押したものの、仲値通過後に反発して153.20円台まで上昇。オセアニア通貨以外の通貨は全体的に動意が薄く、ドルストレートとクロス円の多くは小幅に上下しながらの横ばいとなった。アジア株は、米中貿易協議進展を好感して全面高。中国政府の意向がまだ確認できないことから買い一巡後は伸び悩んだものの、ASX200(AUS200)や香港ハンセン指数(HK50)は軒並み買いが先行した。国内株式市場では、日経株価(JP225)は前週末比+2.46%と大幅続伸。前週末の米株高や米中貿易摩擦の懸念後退によるリスクオンの動きが加速し、寄り付き後に史上初の5万円台を突破。引けにかけても力強く上昇し、前営業日比1,200円超の大幅躍進で取引を終えた。本日は、トランプ米大統領とともに来日するベッセント米財務長官と片山財務相との初めての日米財務相会談が予定されており、明日はトランプ米大統領と高市首相との初の首脳会談が開かれる。今週中盤以降は主要国の政策金利発表も連日予定されているため、重要イベントに向けた様子見ムードが広がりそうだ。また、ユーロ圏や英国は冬時間へ移行したため、本日からは経済指標の発表が1時間ずれることにも注意したい。

1. 豪・ブロックRBA総裁の発言(日本時間17時15分)

日本時間17時15分に、オーストラリア準備銀行(RBA)のブロック総裁の発言が予定されている。11月4日に控える次回会合に向けて、今後の利下げ見通しについて言及されるか注目したい。ブロック総裁は今月15日の講演で、追加利下げの必要性について一旦立ち止まって再検討するタイミングであるとの考えを述べた。9月会合で据え置きが発表された際も、物価水準がやや高いことを理由に利下げに慎重な姿勢を示しているため、今後の物価上昇圧力の推移を見極める展開となりそうだ。市場では、次回11月会合での利下げ見通しは約5割程度、12月会合での利下げ見通しは7割程度と現時点で予想しているため、本日のブロック総裁の発言で引き続き利下げに慎重な姿勢が示された場合、11月会合での利下げ期待が後退して豪ドル買いが強まる可能性があることに注意したい。

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2. 独・IFO景況感指数(日本時間18時00分)

日本時間18時00分に、ドイツの10月IFO景況感指数が発表される。IFO景況感指数は、ドイツの製造業・建設業・小売業などを対象に、現況と6ヶ月後の見通しについて景況感を調査した指標。現況指数と6ヶ月後の景気期待指数がそれぞれ算出され、両指数を平均した数値が総合指数として示される。市場予想は、現況指数が86.0、景気期待指数が90.0、総合指数が88.0。いずれの数値も前月から上昇する見込み。ドイツのIFO景況感指数は今年に入って上昇が続いていたものの、前回9月は予想外の悪化となり、前月比で9ヶ月ぶりに低下した。ドイツ企業の景況感に陰りが見え始めており、堅調だった景気期待数が悪化。現況指数も予想外に悪化し、先行きへの懸念が表れる結果となった。今回は前回値からの回復が予想されているが、前回同様に予想外の悪化が示された場合、ユーロ売りに繋がる可能性があることに警戒しておきたい。

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3. 米・国債入札(日本時間24時30分~)

本日は米財務省による中期国債入札が予定されている。日本時間24時30分に2年国債入札(690億ドル)、日本時間26時00分に5年国債入札(700億ドル)を実施予定。明日は7年国債入札(440億ドル)も控えているため、債券価格と金利の変動による為替相場への影響に注目したい。米政府機関閉鎖による経済指標の発表延期が続く中、米長期金利の指標となる米10年債利回りは10月に入り下げ幅を拡大。一時は今年4月以来となる3.937%まで低下したものの、現在は反発し、本日の東京時間で4.040%を回復した。債券価格と金利は逆相関の関係性になるため、本日の国債入札が好調な結果となった場合、金利低下に連動して米ドル売りが強まる可能性が考えられる。反対に、国債入札が低調な結果となった場合、金利上昇に連動して米ドル買いが強まる可能性があるため、国債入札後の金利や米ドルの動向に注目したい。

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アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。

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100pips(1JPY)ごと(例:1ドル=147円、1ドル=148円等)に通知。1日に1回日足の切り替わり時にリセットされます。

500pips(50USD)ごと(例:3000ドル、3050ドル等)に通知。1日に1回日足の切り替わり時にリセットされます。

5,000USDごと(例:110,000ドル、115,000ドル等)に通知。1日に1回日足の切り替わり時にリセットされます。