2024.10.07
2024.10.07
欧米の要人発言(日本時間16時25分~)
英・ロンドンフィックス(日本時間24時00分)
米・消費者信用残高(日本時間28時00分)
東京市場では、全般的に小幅に推移。米ドル/円(USDJPY)・日経株価(JP225)ともに、週明けの取引開始とともにショートの逆指値を付ける動きで先週末の高値を上抜けるも、東証スタートとともに利確確定の売りに押されて上値の重い展開に。下値も堅く、石破ショックは払拭されたものと思われる。欧州時間からNY時間にかけてリスク回避ムードが再燃するのか、ヘッドラインニュースをこまめにチェックしながら慎重にトレードチャンスを探りたい。
本日も欧州時間からNY時間にかけて、欧米の要人発言が相次いで予定されている。日本時間16時05分にはピエロ・チポローネECB専務理事がデジタル決済について講演。16時45分にはフィリップ・レーンECB専務理事(チーフエコノミスト)が「金融政策、量的引き締め、インフレ」をテーマにしたECB金融政策会議に出席。19時00分からはユーロ圏財務相会合が行われる。20時45分にエスクリバ:スペイン中銀総裁が講演。23時30分にはナーゲル独連銀総裁がイベントに参加。26時00分にボウマンFRB理事が討論会に参加(質疑応答あり)。26時50分にカシュアリ:ミネアポリス連銀総裁が討論会に参加(質疑応答あり)、翌7時00分にはボスティック:アトランタ連銀総裁が討論会に参加。7時30分ムサレム:センスルイス連銀総裁が米経済および金融政策について講演(質疑応答あり)。注目度の高い経済指標がない中、要人発言を材料に突発的な値動きが発生する可能性を想定しておきたい。
ロンドンフィックス(ロンドンフィキシング)に向けた値動きに注意したい。ロンドンフィックスとは、日本時間24時00分(冬時間は25時00分)に、ロンドン市場での金融機関の対顧客向け外貨取引の基準レートが決められること。ロンドンフィックスでは、値決めを巡って様々な取引が交わされ、値動きが強まる傾向が強い。特に、金(GOLD)の現物取引のレートがロンドンフィックスで決まるため、金(GOLD)を取引するトレーダーには目が離せぬ時間帯だ。地政学リスクが強く意識される中、安全資産としての金(GOLD)の需要は一向に収まる気配を見せない。GOLDは米ドル建てで取引されるため、米ドルの値動きにも大きく影響する。ボラティリティが高く、FXに近い感覚で取引できる金(GOLD)は、CFD取引に馴染みのないトレーダーにも取引しやすい銘柄として人気が高い。
日本時間28時00分に、8月の米・消費信用残高が発表される。米連邦準備制度理事会(FRB)が発表する消費者信用残高は、月毎の消費者の負債の増減を測定する指標である。クレジットカードなどを含む回転信用残高と、自動車ローンや学資ローンなどの非回転信用残高が示される。個人消費がGDPの7割を占める米国経済の動向を探る上で重要な指標である。但し、消費者信用残高はきわめて変動が激しく、数値の修正が多いのが特徴。前回、前月比で254.5億ドル増え(予想は123億ドル増)となり、2022年11月以来最大の増加となった。今回は前月比で118億ドル増の予想。予想より高い場合は米ドルにとって買い材料、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈される。
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