米・BLSによる年次改定値(暫定値)の公表に注目か

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米・BLSによる年次改定値(暫定値)の公表に注目か

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米・BLSによる年次改定値(暫定値)の公表に注目か
相場レポート

2024.08.21

2024.08.21

本日のポイント

  1. 米国の20年債入札

  2. FOMC議事録公表(7月30日~31日開催分)

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は145円台前半まで約200pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.000付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.000付近を下抜けた場合は、144.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値の重い展開が続いているため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、23時半に米・週間原油在庫、26時に米・20年債入札、27時に米・FOMC議事録公表が予定されている。米国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、23時頃にBLS(米国の労働省労働統計局)による年次改定値・暫定値が公表されるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。