夏季休暇の中、週明けの米ドル/円の方向性に注目か

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夏季休暇の中、週明けの米ドル/円の方向性に注目か

夏季休暇の中、週明けの米ドル/円の方向性に注目か

夏季休暇の中、週明けの米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.08.12

2024.08.12

本日のポイント

  1. 日本が祝日で休場

  2. 米主要企業の第2四半期決算

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は146円台後半で堅調に推移しており、先週安値の141.700付近から約500pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。先週は日銀の利上げ観測によって円高の流れが強まったものの、引けにかけては押し目買い優勢となったため、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、重要経済指標・要人発言は予定されていないため、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。また、米主要企業の第2四半期決算が多く控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。