米・主要企業の第2四半期決算に警戒か

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米・主要企業の第2四半期決算に警戒か

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米・主要企業の第2四半期決算に警戒か
相場レポート

2024.08.09

2024.08.09

本日のポイント

  1. カナダの失業率

  2. 米主要企業の第2四半期決算

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に145円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、147円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏から反転上昇している状況のため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、21時半に加・失業率が予定されている。重要経済指標・要人発言は予定されていないため、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。