週末クローズに向けた米ドル/円の動向に警戒か

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週末クローズに向けた米ドル/円の動向に警戒か

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週末クローズに向けた米ドル/円の動向に警戒か
相場レポート

2024.07.26

2024.07.26

本日のポイント

  1. 米国のPCEデフレーター

  2. 米国の個人所得

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。3日連続の円高によって米ドル/円は152.000付近まで下落したものの、引けにかけては安値買い優勢となり、153円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの154.000付近を上抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの153.000付近を下抜けた場合は、152.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、下降トレンド中の一旦の調整による上昇となっているため、戻り売り優勢となるか・安値を更新するかに注目したい。

本日は、21時半に米・個人所得、米・PCEデフレーター、23時に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。米国の重要経済指標を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。また、来週は日本と米国の政策金利&声明発表が控えているため、思惑による急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。