過度な円高の流れによる反動に警戒、要人発言に注目か

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過度な円高の流れによる反動に警戒、要人発言に注目か

過度な円高の流れによる反動に警戒、要人発言に注目か

過度な円高の流れによる反動に警戒、要人発言に注目か
相場レポート

2024.07.18

2024.07.18

本日のポイント

  1. ECB政策金利&声明発表

  2. 南アフリカの政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のマチマチの展開となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。円高基調が強まったことで米ドル/円は下値余地を探る展開となり、156.000付近まで約250pips下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.500付近を上抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.000付近を下抜けた場合は、155.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、過度な円高の流れが続いているため、反動による値動きに警戒したい。

本日は、21時15分に欧・ECB政策金利&声明発表、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、21時45分に欧・ラガルドECB総裁の発言、23時に米・景気先行指数、26時45分に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、翌7時05分に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、翌8時45分に米・ボウマンFRB理事の発言、翌8時半に日・全国消費者物価指数、時間未定で南アフリカの政策金利&声明発表が予定されている。また、ネットフリックスなどの米主要企業の第2四半期決算も控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。