米ドル買い継続に注目か

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米ドル買い継続に注目か

米ドル買い継続に注目か
相場レポート

2024.07.19

2024.07.19

本日のポイント

  1. 日・全国消費者物価指数

  2. 英・小売売上高

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。日銀と財務省による為替介入への警戒感、そしてトランプ前大統領の発言が市場に影響を与え、円高になっていたとされてた流れがひと段落したのか、米ドル/円は155円台から再び157円台まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.500付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.000付近を下抜けた場合は、156.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、1日に200pips以上の大きな値動きになる日が続いているため、急騰・急落に警戒しつつ、リスクを限定した取引を心掛けたい。

本日の指標は、7時5分に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、8時1分に英・GFK消費者信頼感調査、8時半に日・全国消費者物価指数、8時45分に米・ボウマンFRB理事の発言、15時に英・小売売上高、21時半に加・小売売上高、23時40分に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。