米国の要人発言による米ドル/円の急変動に警戒か

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米国の要人発言による米ドル/円の急変動に警戒か

米国の要人発言による米ドル/円の急変動に警戒か

米国の要人発言による米ドル/円の急変動に警戒か
相場レポート

2024.07.09

2024.07.09

本日のポイント

  1. パウエルFRB議長の議会証言(1日目)

  2. イエレン財務長官の議会証言

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は160.500を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの161.300付近を上抜けた場合は、161.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの160.300付近を下抜けた場合は、160.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時15分に米・バーFRB副議長の発言、23時に米・パウエルFRB議長の議会証言、イエレン財務長官の議会証言、26時に米・3年債入札、26時半に米・ボウマンFRB理事の発言、翌10時10分に日・日銀国債買い入れオペが予定されている。特に、パウエルFRB議長の議会証言は半期に一度のもので、1日目は上院銀行委員会、2日目は下院金融サービス委員会で実施されるため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。