ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に警戒か

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ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に警戒か

ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に警戒か

ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に警戒か
相場レポート

2024.07.01

2024.07.01

本日のポイント

  1. 第2四半期日銀短観

  2. ISM製造業景況指数

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は160円台後半で堅調に推移しており、先週安値の158.700付近から約200pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの161.300付近を上抜けた場合は、161.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの160.300付近を下抜けた場合は、160.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、円買い介入への警戒感が高まっているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、8時50分に日・第2四半期日銀短観、23時に米・ISM製造業景況指数、28時に欧・ラガルドECB総裁の発言、翌10時半に豪・RBA議事録公表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。また、本日から第2四半期に入るため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。