日本の政策金利&声明発表に警戒か

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日本の政策金利&声明発表に警戒か

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日本の政策金利&声明発表に警戒か
相場レポート

2024.06.13

2024.06.13

本日のポイント

  1. イエレン財務長官の発言

  2. 日本のBOJ政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米国の消費者物価指数が予想を下回ったことで、米ドル/円は一時的に155円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、156円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.000付近を上抜けた場合は、157.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.000付近を下抜けた場合は、155.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値の堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、21時半に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、25時に米・イエレン財務長官の発言、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、26時に米・30年債入札、翌日の正午過ぎに日本のBOJ政策金利&声明発表が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、日本の政策金利&声明発表による急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。