雇用統計で急上昇した米ドル/円の方向性に注目か

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雇用統計で急上昇した米ドル/円の方向性に注目か

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雇用統計で急上昇した米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.06.10

2024.06.10

本日のポイント

  1. 日本の第1四半期GDP

  2. 米国の3年債入札

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は156円台後半で堅調に推移しており、先週安値の154.500付近から約200pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.000付近を上抜けた場合は、157.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.000付近を下抜けた場合は、155.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近安値圏から急上昇している状況のため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、8時50分に日・第1四半期GDP、26時に米・3年債入札が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週明けの米ドル/円の方向性に注目したい。また、今週は米国と日本の政策金利&声明発表が控えているため、ポジション調整による急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。