米・雇用統計後の値動きに注目か

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米・雇用統計後の値動きに注目か

米・雇用統計後の値動きに注目か

米・雇用統計後の値動きに注目か
相場レポート

2024.06.07

2024.06.07

本日のポイント

  1. 米国の雇用統計

  2. カナダの失業率

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に156円台まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、155円台中盤でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.500付近を上抜けた場合は、157.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.500付近を下抜けた場合は、155.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時半に加・失業率、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、25時に米・クックFRB理事の発言が予定されている。雇用統計後の値動きを静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。