米国の第1四半期GDPに注目か

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米国の第1四半期GDPに注目か

米国の第1四半期GDPに注目か
相場レポート

2024.05.30

2024.05.30

本日のポイント

  1. 米国の第1四半期GDP

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル全面高となったことで米ドル/円は157円台後半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの158.000付近を上抜けた場合は、158.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの157.000付近を下抜けた場合は、156.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、下値の堅いジリ上げ相場が続いているため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、21時半に米・第1四半期GDP、米・個人消費、24時に米・週間原油在庫、25時05分に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、29時に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、時間未定で南アフリカの政策金利&声明発表が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。