ロンドンフィキシング前後の突発的な値動きに警戒か

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ロンドンフィキシング前後の突発的な値動きに警戒か

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ロンドンフィキシング前後の突発的な値動きに警戒か
相場レポート

2024.05.31

2024.05.31

本日のポイント

  1. 欧州の消費者物価指数

  2. 米国のPCEデフレーター

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に156円台前半まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、156円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの157.500付近を上抜けた場合は、158.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの156.500付近を下抜けた場合は、156.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から下落している状況のため、戻り売り・押し目買いのどちらが優勢となるかに注目したい。

本日は、18時に欧・消費者物価指数、21時半に加・GDP、米・個人支出、米・PCEデフレーター、22時45分に米・シカゴ購買部協会景気指数が予定されている。月末要因によって急変動する可能性があるため、ロンドンフィキシング前後での荒い値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。