円買い介入後はジリ上げ。週明けの米ドルの方向性に注目か

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円買い介入後はジリ上げ。週明けの米ドルの方向性に注目か

円買い介入後はジリ上げ。週明けの米ドルの方向性に注目か

円買い介入後はジリ上げ。週明けの米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2024.05.13

2024.05.13

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. スイスのSNB総裁の発言

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は155円台後半で堅調に推移しており、先週安値の153.000付近から250pipsほど上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。円買い介入後はジリ上げ相場となっているため、再び介入が実施されるかどうかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの156.000付近を上抜けた場合は、156.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの155.000付近を下抜けた場合は、154.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時に米・ジェファーソンFRB副議長の発言、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25時45分にスイス・SNB総裁の発言が予定されている。各国の要人発言を静観しつつ、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。