米・消費者物価指数よる米ドルの方向性に注目か

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米・消費者物価指数よる米ドルの方向性に注目か

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米・消費者物価指数よる米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2024.02.13

2024.02.13

本日のポイント

  1. 英国の失業率

  2. 米国の消費者物価指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に148円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、149円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの149.500付近を上抜けた場合は、150.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの148.500付近を下抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、重要な節目の150.000が意識される展開のため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、16時に英・失業率、19時に独・ZEW景況感調査、22時半に米・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドルと英ポンドの値動きに注目したい。また、米主要企業の第4四半期決算が本格化しているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。