英・重要経済指標に警戒か

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英・重要経済指標に警戒か

英・重要経済指標に警戒か
相場レポート

2024.02.14

2024.02.14

本日のポイント

  1. 英国の消費者物価指数

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米CPIの結果を受けて米ドル買いの流れが強まり、米ドル/円は直近高値を上抜けて150円台後半まで約100pips急上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの151.000付近を上抜けた場合は、151.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの150.000付近を下抜けた場合は、149.500の節目に向けた一段安が想定される。とくに151円台後半は2022年・2023年の最高値圏であり、重要なレジスタンスラインとして機能しているため、上抜けた場合はストップロスによる急騰に警戒したい。

本日は、16時に英・消費者物価指数、英・生産者物価指数、英・小売物価指数、23時半に米・グ―ルズビー:シカゴ連銀総裁の発言、24時に英・ベイリーBOE総裁の発言、24時半に米・週間原油在庫、翌6時に米・バーFRB副議長の発言、翌8時50分に日・第4四半期GDP、翌9時半に豪・失業率が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。