イエレン財務長官の議会証言に注目か

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イエレン財務長官の議会証言に注目か

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イエレン財務長官の議会証言に注目か
相場レポート

2024.02.08

2024.02.08

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. 米国の30年債入札

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は148.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.500付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.500付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、同価格帯での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時半に米・新規失業保険申請件数、26時05分に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27時に米・30年債入札、翌7時半に豪・ブロックRBA総裁の発言が予定されている。また、時間未定でイエレン財務長官の議会証言が控えているため、ヘッドラインニュースによる急変動に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。