方向性に欠ける展開の見通し、要人発言に注目か

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方向性に欠ける展開の見通し、要人発言に注目か

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方向性に欠ける展開の見通し、要人発言に注目か
相場レポート

2024.02.07

2024.02.07

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. 米国の10年債入札

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に149.000付近まで上昇したものの、引けにかけては上値の重い展開となり、147円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.500付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.500付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、24時半に米・週間原油在庫、25時に米・クーグラーFRB理事の発言、25時半に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言、26時半に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、27時に米・10年債入札、28時に米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。