米ドル/円の方向性に注目か

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米ドル/円の方向性に注目か

米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.01.31

2024.01.31

本日のポイント

  1. ADP全米雇用報告

  2. FOMC政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株高・金利安・原油高のリスクオン基調となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に148.000付近まで上昇したものの、引けにかけては戻り売り優勢となり、147.500を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.000付近を上抜けた場合は、148.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.000付近を下抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での値幅の狭い上下動が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時15分に米・全米雇用報告、22時半に加・GDP、24時半に米・週間原油在庫、28時に米・FOMC政策金利&声明発表、28時半に米・パウエルFRB議長の記者会見、翌9時半に豪・住宅建設許可件数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、FOMC発表後の米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。