米・要人発言による米ドル/円の方向性に注目か

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米・要人発言による米ドル/円の方向性に注目か

米・要人発言による米ドル/円の方向性に注目か

米・要人発言による米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.01.19

2024.01.19

本日のポイント

  1. 英国の小売売上高

  2. 米国の要人発言

前日のNY市場は、株高・金利高・原油高のマチマチの展開となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は148.000を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの148.500付近を上抜けた場合は、149.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの147.500付近を下抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、過熱感のある上昇が続いているため、一旦の調整による下落となるか、重要な節目の150.000付近まで続騰するかに注目したい。

本日は、16時に英・小売売上高、19時に欧・ラガルドECB総裁の発言、22時半に加・小売売上高、24時に米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・中古住宅販売件数、27時に米・バーFRB副議長の発言、翌6時15分に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、週末クローズに向けた米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。