週明けの米ドル/円の方向性に注目か

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週明けの米ドル/円の方向性に注目か

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週明けの米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.01.08

2024.01.08

本日のポイント

  1. 米国の要人発言

  2. オーストラリアの小売売上高

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は144円台後半で堅調に推移しており、先週安値の140.800付近から400pipsほど上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。先週は雇用統計後に146.000付近まで上昇したものの、引けにかけては下落している状況のため、直近高値を更新するかに注目したい。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、26:00米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言/翌8:50日・東京消費者物価指数/翌9:30豪・小売売上高/豪・住宅建設許可件数が予定されている。日本は祝日(成人の日)による休場となるため、週明けのロンドン市場・NY市場での米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。