重要経済指標前後の米ドル/円の方向性に注目か

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重要経済指標前後の米ドル/円の方向性に注目か

重要経済指標前後の米ドル/円の方向性に注目か

重要経済指標前後の米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2024.01.09

2024.01.09

本日のポイント

  1. 米国の3年債入札

  2. オーストラリアの消費者物価指数

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル売り・円買いの流れが継続。米ドル/円は一時的に143円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、144円台前半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.500付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.500付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、下降トレンドの目立つレジスタンスラインを上抜けて推移しているため、新たな材料が出るまでは上値余地を探る展開となるだろう。

本日は、22時半に加・貿易収支、米・貿易収支、26時にバーFRB副議長の発言、27時に米・3年債入札、9時半に豪・消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。