ADP全米雇用報告による米ドルの動きに注目か

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ADP全米雇用報告による米ドルの動きに注目か

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ADP全米雇用報告による米ドルの動きに注目か
相場レポート

2023.12.06

2023.12.06

本日のポイント

  1. 英国の金融安定報告書公表

  2. カナダの政策金利&声明発表

前日のNY市場は、株安・金利安・原油安のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は147.000を挟んでの小幅な値動きに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの147.500付近を上抜けた場合は、148.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの146.500付近を下抜けた場合は、146.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、19時半に英・金融安定報告書公表、20時に英・ベイリーBOE総裁の発言、22時15分に米・ADP全米雇用報告、22時半に加・貿易収支、米・第3四半期非農業部門労働生産性、24時に加・BOC政策金利&声明発表、24時半に米・週間原油在庫、翌9時半に豪・貿易収支が予定されている。各国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、米ドルや英ポンドの値動きに注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。