薄商いを狙った突発的な値動きに警戒か

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薄商いを狙った突発的な値動きに警戒か

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薄商いを狙った突発的な値動きに警戒か
相場レポート

2023.09.04

2023.09.04

本日のポイント

  1. 米国とカナダが休場

  2. オーストラリアの政策金利&声明発表

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は146円台前半で堅調に推移しており、先週安値の144.500付近から約200pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏で上値重く下値堅い流れが続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、22時半に欧・ラガルドECB総裁の発言、翌10時半に豪・第2四半期経常収支、翌13時半に豪・RBA政策金利&声明発表が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、週明けのロンドン市場の値動きに注目したい。また、米国とカナダが祝日による休場となるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。