ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に注目か

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ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に注目か

ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に注目か

ISM製造業景況指数による米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2023.09.01

2023.09.01

本日のポイント

  1. カナダのGDP

  2. 米国の雇用統計

前日のNY市場は、株安・金利安・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。円全面高になったことでクロス円は軒並み軟調に推移しており、米ドル/円は145円台前半まで下落する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.000付近を上抜けた場合は、146.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.000付近を下抜けた場合は、144.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏から緩やかに下落している状況のため、下抜けた場合はストップロスによる急落に警戒したい。

本日は、19時に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、21時半に加・GDP、米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給など)、22時45分に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、23時に米・ISM製造業景況指数が予定されている。雇用統計の結果によって大きく動く可能性があるため、指標発表前後の米ドル/円の方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。