月初要因による市場の急変動に注意か

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月初要因による市場の急変動に注意か

月初要因による市場の急変動に注意か

月初要因による市場の急変動に注意か
相場レポート

2023.09.05

2023.09.05

本日のポイント

  1. 米国が連休明け

  2. オーストラリアのGDP

前日はNY市場が休場の中、米ドル売り・円売りの流れが継続。米ドル/円は上値重く下値堅い展開となり、146円台での揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの146.500付近を上抜けた場合は、147.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの145.500付近を下抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、23時に米・製造業受注指数、翌10時半に豪・第2四半期GDPが予定されている。米国が連休明けで、夏季休暇が終わった欧米トレーダーが市場に参加し始める時期でもあるため、NY市場OPEN後の値動きに注目したい。また、月初要因による急変動も想定されるため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。