米主要企業決算の影響に注目か

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米主要企業決算の影響に注目か

米主要企業決算の影響に注目か
相場レポート

2023.07.18

2023.07.18

本日のポイント

  1. 米国の小売売上高

  2. 米主要企業の第2四半期決算

前日のNY市場は、株高・金利安・原油安のリスクオン基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドルと円の相殺関係によって方向感に欠ける展開となり、米ドル/円は138.500を挟んでの揉み合いに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの139.500付近を上抜けた場合は、140.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの137.500付近を下抜けた場合は、137.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、138円台での揉み合いが続いているため、新たな材料が出るまでは上値が重く、下値が堅い展開となるだろう。

本日は、21時半に加・消費者物価指数、米・小売売上高、22時15分に米・鉱工業生産、23時に米・バーFRB副議長の発言、翌7時45分に NZ・第2四半期消費者物価指数が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、米ドル/円の方向性に注目したい。また、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーなど、米主要企業の第2四半期決算が控えているため、株価変動による為替への影響に警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。