米国の重要経済指標・要人発言後の米ドルの方向性に注目か

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米国の重要経済指標・要人発言後の米ドルの方向性に注目か

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米国の重要経済指標・要人発言後の米ドルの方向性に注目か
相場レポート

2023.07.06

2023.07.06

本日のポイント

  1. 米国のADP全米雇用報告

  2. ISM非製造業景況指数

前日のNY市場は、株安・金利高・原油高のリスクオフ基調となり、米ドル買い・円買いの流れが継続。米ドル/円は上値重く下値堅い展開となり、144円台で小幅な値動きに終始する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏で方向感に欠ける展開が続いているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、21時15分に米・ADP全米雇用報告、21時半に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、21時45分に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言、23時に米・ISM非製造業景況指数、米・JOLTS求人、24時に米・週間原油在庫が予定されている。米国の重要経済指標・要人発言を静観しつつ、明日に控える雇用統計の先行指標の結果に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。