休場による薄商いを狙った急変動に警戒か

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休場による薄商いを狙った急変動に警戒か

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休場による薄商いを狙った急変動に警戒か
相場レポート

2023.07.04

2023.07.04

本日のポイント

  1. 米国が祝日による休場

  2. 重要経済指標・要人発言の予定なし

前日のNY市場は、株横ばい・金利高・原油安のマチマチの展開となり、米ドル買い・円売りの流れが継続。米ドル/円は一時的に143円台まで下落したものの、引けにかけては押し目買い優勢となり、144円台後半でクローズする結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、145.000付近では上値重く、144円台では下値堅い展開が続いているため、新たな材料が出るまでは方向感に欠ける展開となるだろう。

本日は、重要経済指標・要人発言は予定されていない。米国が祝日(独立記念日)によって休場となるため、ロンドン時間帯の値動きに注目したい。また、月初要因による急変動や、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。