各国の重要経済指標後の月初要因による米ドルの突発的な値動きに警戒か

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各国の重要経済指標後の月初要因による米ドルの突発的な値動きに警戒か

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各国の重要経済指標後の月初要因による米ドルの突発的な値動きに警戒か
相場レポート

2023.07.03

2023.07.03

本日のポイント

  1. 米国のISM製造業景況指数

  2. オーストラリアの政策金利&声明発表

週明けは、ほぼ窓なしでスタート。米ドル/円は144円台前半で堅調に推移しており、先週安値の143.000付近から約150pips上昇した価格帯で揉み合っている状況だ。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの145.000付近を上抜けた場合は、145.500の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの144.000付近を下抜けた場合は、143.500の節目に向けた一段安が想定される。一方で、高値圏での揉み合いが継続しているため、どちらかにブレイクした場合はストップロスによる急騰・急落に警戒したい。

本日は、23時に米・ISM製造業景況指数、翌13時半に豪・RBA政策金利&声明発表が予定されている。各国の重要経済指標を静観しつつ、月初要因による突発的な値動きに警戒したい。また、本日の周辺市場(株・債券など)は短縮取引となり、4日(火)は米国が祝日(独立記念日)によって金融市場も休場となるため、薄商いを狙った突発的な値動きに警戒したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。