各国の要人発言後の米ドル/円の方向性に注目か

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各国の要人発言後の米ドル/円の方向性に注目か

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各国の要人発言後の米ドル/円の方向性に注目か
相場レポート

2023.06.28

2023.06.28

本日のポイント

  1. 植田日銀総裁の発言

  2. パウエルFRB議長の発言

前日のNY市場は、株高・金利高・原油安のマチマチの展開となり、米ドル売り・円売りの流れが継続。円全面安になったことでクロス円は軒並み堅調に推移しており、米ドル/円は144円台前半まで上昇する結果となった。

テクニカル的に見ると、直近レジスタンスラインの144.200付近を上抜けた場合は、145.000の節目に向けた一段高に、直近サポートラインの143.500付近を下抜けた場合は、143.000の節目に向けた一段安が想定される。一方で、直近高値を上抜けて推移しているため、新たな材料(円安けん制発言など)が出るまでは下値の堅い展開となるだろう。

本日は、22時半に英・ベイリーBOE総裁の発言、欧・ラガルドECB総裁の発言、日・植田日銀総裁の発言、米・パウエルFRB議長の発言、23時半に米・週間原油在庫、24時に欧・ラガルドECB総裁の発言、26時に米・7年債入札、翌10時に NZ・ANZ企業景況感、翌10時半に豪・小売売上高が予定されている。各国の要人発言を静観しつつ、米ドル・円・ユーロ・英ポンドの方向性に注目したい。

アナリストワタル

著者:アナリストワタル

FX投資歴20年の実績をもつ為替専業トレーダー。ファンダメンタルズ分析とチャート分析を組み合わせた手法で順張りのコツを掴む。主なトレードスタイルは、順張りスイングトレード。過去には、金融メディアで、FXマーケットアナリストとして為替市場の調査やレポート作成業務の経験あり。